中国のデジタル経済とグリーン経済に期待 ドイツ人学者

中国のデジタル経済とグリーン経済に期待 ドイツ人学者

  • 新華社通信
  • 更新日:2022/05/13
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中国のデジタル経済とグリーン経済に期待 ドイツ人学者

安徽省合肥市で開催された第4回世界音声博覧会で、画像加工技術を来場者に説明するスタッフ(右)。(2021年10月24日撮影、合肥=新華社記者/周牧)

【新華社フランクフルト5月13日】ドイツ・フランクフルト金融経営大学のホルスト・レッヒェル教授はこのほど、新華社の取材に応じ、中国市場は巨大な消費の可能性を秘め、外資を引き付ける力を保っているとし、新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けても依然として中国経済の強靱(きょうじん)性と投資の見通し、特にデジタル経済とグリーン(環境配慮型)経済に期待していると述べた。

このほど発表された2022年第1四半期(1~3月)の経済統計によると、中国経済は困難に直面しながらも全体的に安定したスタートを切り、国内総生産(GDP)は前年同期比4.8%増となった。経済の安定はファンダメンタルズ(基礎的条件)が依然として強靱で、マクロ政策が効果を上げているためで、レッヒェル氏は、中国市場が外資を引き付ける力を維持している主な要因について、中所得層の規模とその巨大な消費潜在力を挙げた。

レッヒェル氏は、先進国がこのところ、金融の引き締めを強め、特に米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが新興市場の資金流出圧力を強めていると指摘。一方で中国は依然として、経済成長を支え外部の難題に対応するのに必要なマクロコントロール政策の余地があると述べた。さらに、中国には重視すべき投資分野が二つあり、一つはデジタル経済で、人工知能(AI)やサービス業などさまざまな分野の発展に極めて重要で、もう一つはグリーン経済で、経済成長のエンジンになると説明した。

英紙フィナンシャル・タイムズはこのほど、世界中の投資銀行が上海市で野心的な事業拡大計画を進めており、新型コロナ対策が行われている今もその戦略を変えていないと報じた。レッヒェル氏はこれについて、大多数の外国の投資銀行が上海に対する強い自信を持っていることを示していると強調。新型コロナ感染状況の好転後、外国の投資機関が依然として上海や中国全体で高い収益を上げると信じていると語った。

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