◇エキシビションマッチ イチロー選抜KOBE CHIBEN 4―0 高校野球女子選抜(2023年11月21日 東京D)

<高校野球女子選抜・イチロー選抜>試合後、高校野球女子選抜ナインに声をかけるイチロー氏 (撮影・白鳥 佳樹)
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(50)が率いる草野球チーム「イチロー選抜KOBE CHIBEN」と「高校野球女子選抜」のエキシビションマッチが21日、東京ドームで行われ、KOBE CHIBENが快勝。通算成績を3勝0敗とした。
昨年に引き続き2年連続で東京ドーム開催となったエキシビションマッチは「女子高校野球選抜強化プログラム」の一環で通算3回目。
「9番・投手」で先発出場したイチロー氏は、初回にいきなり今エキシビション自身最速となる138キロ直球を計測。5回の第2打席で脚を気にするしぐさを見せながらも快投を続け9回5安打9奪三振で完封勝利。気迫の116球を投げ抜いた。
打っては2回の第1打席は一ゴロ。通算8打数無安打で迎えた5回の第2打席で右中間を破る二塁打を放ち、ついに待望の初安打をマークした。7回の第3打席ではまさかの初三振。しかも見逃し三振を喫した。8回の第4打席では塁審に打球が当たる二塁内野安打を放ち4打数2安打と初マルチを記録した。
初対決となった2021年、イチロー氏は「9番・投手」で先発し、9回147球を投げ完封勝利。17奪三振で最速135キロをマークした。昨年も「9番・投手」で先発。9回131球を投げ、2安打1失点14奪三振で完投勝利を果たしていた。
松坂大輔氏(43)も2年連続の参戦。昨年は「4番・遊撃」で先発出場し、4打数3安打1打点をマークしていた。今回も「4番・遊撃」でスタメンに名を連ね4打数1安打、打点0だった。
イチロー氏の打撃成績
2021年 投ゴロ 二ゴロ 一併打
2022年 一ゴロ 三 飛 一ゴロ 一併打
2023年 一ゴロ 右中2 空三振 二 安