原英莉花を2021年自己最高「67」に導いた“ベストなクラブセッティング”  「戦えるという自信に」

原英莉花を2021年自己最高「67」に導いた“ベストなクラブセッティング” 「戦えるという自信に」

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  • 更新日:2021/06/11
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今年自己ベスト「67」 原英莉花に逆襲の準備が整いつつある|撮影:村上航

<宮里藍 サントリーレディスオープン 2日目◇11日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72>

原英莉花が、大会2日目に持ち味をいかんなく発揮した。午前組の一人としてインコースからスタートすると、直後の11番パー3で、右手前ラフから15ヤードのアプローチを直接決めるチップインでバーディが先行。そしてそこからはドライバー、アイアンから放たれる正確なショットが目立つ一日となった。

カメラをガン見するエリカ姫【大会フォト】

12番で1メートル、13番で6メートルをねじ込んでこれで3連続バーディ。15番でも1.5メートルのチャンスをしっかりとものにし、前半だけで4つのバーディを奪った。後半は1つ伸ばすにとどまったが、「比較的よかった」というショット面は十分に及第点だ。486ヤードの1番パー5では、2オンに成功しバーディをゲット。実に原らしいラウンドとなった。

「取りこぼしがいくつかあって悔しい」と反省の弁も出たが、「(1アンダーだった)昨日に比べればいい流れ。終始冷静にプレーできた」と、トータルスコアを6アンダーまで伸ばした。順位もトップと4打差の9位タイまで浮上し、追撃態勢が整った。

ゴルフの状態が上がっていることも実感するが、「今年に入っていろいろやってきたクラブがまとまってきた。これで練習すれば戦えるという自信にもなる」というのも大きい。これまで試行錯誤を重ねてきたセッティングの方向性が、いよいよ定まってきた。

その1つが、ウェッジの構成。これまで48度、54度、60度という体制だったが、今週はここから48度を抜き、PWと同じ顔で、ミズノの「JPX921ツアー」の48度を調整したクラブを投入した。「アイアンに似た感じの抜けにしたいと思って。PWと同じ流れで、ロフトが寝てる感じのものを入れた」というのがその理由。これが「昨日から何個かバーディに貢献してます」と、しっかりと仕事をしている。

また、ユーティリティとの距離の差を埋めるため、5番アイアンを中空構造で反発性能の高い同社の「ミズノプロ フライハイ」にも変更した(6〜PWはJPX921ツアー)。この自信のクラブセッティングで、今年の自己ベストスコアとなる「67」をたたき出した。

さらにいうとドライバーにも工夫が。1カ月ほど前の原にはティショットが右に出る症状が出ており、「うまくつきあっていくしかない」とも話していた。しかし2週前の「リゾートトラストレディス」の週に、「アドレスのときドライバーが右に向くのが嫌だと、(契約する)ミズノさんに言ったらソールの形状を変えてくれた。後ろ側に高い部分があったので、そこを削ってもらって座りをよくしてもらいました」。すると違和感がなくなり、気持ちよく振り抜けるようになった。

この自信を持って握ることができるクラブとともに、今季3勝目を狙っていく。「自分の気持ちも入っているし、ゴルフの状態もあがっている。一打一打を大切にして、最終日に優勝争いがしたい」。ムービングデーに上位との差を埋めたい。(文・間宮輝憲)

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