
お堂の中で1mmの隙間もなく、ひしめき合う裸の男たち。
岡山市の西大寺観音院の、通称“はだか祭り”。
コロナ禍以降、祭りの最大の行事である“宝木の争奪戦”は見送られてきたが、2024年2月、4年ぶりに復活。
本来の形に戻して開催されることになった。
ちなみに2023年は、下で待ち受けていた布に宝木を落とすという方法で、誰も争うことなく、静かに終わった。
本来のやり方は、宝木を取ったものが“福男”。
1人がしっかりとキャッチしたが、男たちによる力ずくの奪い合いに。
それは外まで続き、冷めることはない。
2024年に復活する宝木争奪戦は、4年分のうっぷんを晴らす場になるかもしれない。
主催者は事故を防ぐため、アルコールチェックの強化や境内に入る時間を調整して、争奪の時間を減らしたりするとしている。
岡山放送