
2023年全日本卓球選手権大会<1月23~29日/東京体育館> 25日、混合ダブルス準々決勝で張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)が、篠塚大登(愛知工業大)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)をゲームカウント3-0で下し、準決勝に進んだ。
ともに2023年世界卓球出場ペア同士で、篠塚と木原は3戦連続ストレートで勝ち上がった19歳と18歳の昇り竜。前年王者の"はりひな"と優勝候補同士の一戦だ。
第1ゲームは先に篠塚・木原が6-3とリードするが、ここからサーブレシーブを武器にはりひなが4連続ポイント。さらにラリー戦で優位に立って先制する。

篠塚大登/木原美悠 PHOTO:Itaru Chiba
ペア歴の長さも手伝って、盛んにコミュニケーションを取りつつ自らを盛り立てるはりひなは、大きく崩れない。
2ゲーム目も張本が篠塚のバックハンドを封じ込めつつ11-9で奪い、第3ゲームは早田のフォアフリックも連続で決まるなど、要所で適切な選択をしたはりひなが押し切った。
最大のライバルをストレートで下し、張本・早田は2連覇に大きく近づいた。
<全日本卓球選手権 混合ダブルス準々決勝>
張本智和/早田ひな 3-0 篠塚大登/木原美悠
13-11/11-9/11-4

張本智和/早田ひな PHOTO:Itaru Chiba
テレビ東京