セルビアで行われているレスリングの世界選手権で、女子57kg級に出場している櫻井つぐみ選手（香南市出身）が準決勝で勝利！今大会の3位以上が確定し、2024年のパリ五輪代表に決定しました！
【写真を見る】【速報】レスリング・櫻井つぐみ（高知・香南市出身）悲願のパリ五輪代表に決定！世界選手権女子57kg級で3位以上が確定！
2021年に女子55kg級で、そして2022年には女子57kg級で、それぞれ世界選手権で優勝している櫻井選手は、今大会3位以上になれば2024年のパリ五輪代表に決定します。悲願のパリ五輪出場をかけ、櫻井選手は、日本時間19日夕方から始まった女子57kg級に出場しました。
第3シードの櫻井選手は2回戦から登場。テクニカルスぺリオリティ（テクニカルフォール）勝ちを収めるなど、危なげない試合運びで、順当に勝ち上がります。
そして、日本時間の20日未明に行われた準決勝。相手は、2016年リオ五輪＆2021年世界選手権の王者、ヘレン・マルーリス（アメリカ）です。昨年の世界選手権決勝と同じ顔合わせとなりましたが、櫻井選手は前半からポイントを奪い、優位に試合を進めます。そして後半もタックルを仕掛けるなど試合の主導権を渡さず、ポイントを重ね、準決勝は6対0で勝利しました。
この準決勝での勝利で、櫻井選手の今大会3位以上が確定し、櫻井選手は、悲願の、そして自身初となる"オリンピック代表”に決まりました！
五輪出場と同時に決勝進出が決まった櫻井選手は、日本時間の21日未明に行われる決勝で、この階級の世界選手権"連覇”に挑みます。
■櫻井つぐみ選手 略歴
2001年9月3日生まれ（22歳）。高知県香南市出身。野市小学校～野市中学校～高知南高校～育英大学。レスリング選手だった父・櫻井優史さんの影響で3歳からレスリングを始め、「高知クラブ」時代には2014年~2016年の全国中学生選手権で3連覇と頭角を現す。その後も国内・海外の様々な大会を制する活躍を見せ、2021年に世界選手権女子55kg級を、2022年には世界選手権女子57kg級をそれぞれ制覇。
