カンニング竹山 福岡ドームの天井にのぼってみたら「めちゃくちゃ怖かった!」

カンニング竹山 福岡ドームの天井にのぼってみたら「めちゃくちゃ怖かった!」

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  • 更新日:2023/01/27
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カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)

2023年も精力的に仕事に励むお笑い芸人のカンニング竹山さん。ソフトバンクホークスのファンであることは有名だが、年が明けて、ホークスの本拠地・福岡PayPayドームの天井にのぼってきたという。一体、何があった!?

【写真】たしかに怖い!福岡ドームの天井はこちら!* * *

自分自身が出演しているにも関わらず、つくづく「これって、面白いな」と思う仕事が立て続けにあった。

1つは、『今君電話』(Eテレ)。「どんなことでも話したいことがある人は電話をかけて」とSNSに電話番号を公開し、様々な声に耳を傾ける『今君電話』の「年末の夜、カンニング竹山が電話で話を聞きます」という年末編が放送されます(28日午後10時~)。

2022年を生き抜いてきて、色々な人生があるんですよ。2022年の最後の週、12月29日、30日に電話でお話を聞きましたが、もちろんコロナ禍での人生模様もあるし、コロナとは関係ない、思わず笑っちゃうような人生もある。

人の人生のパターンを色々聞いていると、僕は電話の受け手ですが「僕も頑張ろう」と素直に思えてくる。脳性まひの方からの電話も受けたりしました。障害があるから特別な悩みを話したいというのではなく、いってみればごく普通の悩みを持っている。『バリバラ みんなのためのバリアフリー・バラエティー』(Eテレ)の出演の経験で、脳性まひの方とも過去にお話ししたことがあるから、その悩みもよくわかるんですよね。

『今君電話』は今回の年末編の放送のあとも、年間何回か放送が予定されています。自分でもいい番組だなと思っています。でも、自分の口から宣伝しないと、民法の番組と違ってなかなか広まらないので(笑)!

2つ目は、福岡の地方局の制作したドラマ。テレビ西日本がソフトバンクホークスと組んでドラマ『1回表のウラ』を制作しました。プロ野球選手だった主人公(俳優の福山翔大)が戦力外通告で球団の職員になって裏方に回り、様々な困難に巻き込まれながら開幕戦を迎えるというストーリー。ソフトバンクホークスの全面協力のもと、ホークスの藤本博史監督や柳田悠岐選手も出演したり、キャストはほぼ福岡県出身の俳優の方たち。僕もそれに呼ばれて、ドラマ出演しました。僕の役は頑固な花火職人。

福岡PayPayドームに行ったことがある方はご存じだと思うんですが、試合で勝った後には、ドームの天井から導線のワイヤーが下りてきて花火のセレモニーがあるんですよ。僕の役は、その花火を打ち上げる頑固な花火職人で、主人公が「花火をお願いします」みたいに依頼してくるんだけど「そんなの上げられるか!」みたいな頑固な役(笑)。

福岡ドームの天井に上がって、撮影してきましたが、ドームの天井って、めちゃくちゃ怖くて! ネットで「福岡ドーム 天井」って調べたら画像が出てくるかもしれないけど、鉄板の階段をひたすらのぼって天井まで行って、撮影をしましたが本当に怖かった!

オンエアの仕方も面白くて、ドラマは全4話なんですが、毎週土曜日(3月4日、18日、25日)にオープン戦が終わったあとにドラマが放送されて、最終話に進み、実際の開幕戦が始まるという仕組みです。その試みは面白いですよね。

台本のせりふも博多弁で、「ふざけんじゃねーよ」という標準語の言い回しではなく、「ふざけたらいかんばい!」みたいな感じで、そのドラマに出演している人たちも博多弁がネイティブに話せる。

そんなドラマに出演してみて、これって、日本のプロ野球の全球団ありえるドラマだなとも思った。どこの球団のものも制作できそうですよね。だから、「ものすごい新しいことをやっているな」と思ったんですよね。

全国放送のテレビ局もそうだけど、地方の放送局も試行錯誤しながら色々アイデアを考え出し、こうしたドラマが制作されるのって素晴らしいな。

そのドラマの撮影のあとに、福岡のRKB毎日放送の「まじもん!」(毎週水曜夜7時~)にも出演してきました。このコラムでも以前に「まじもん!」の企画について触れましたが、いまではコンプライアンスで弾かれてしまいそうな昭和のハチャメチャな映像をスタジオで語り合う企画で今回も出させてもらいました。

改めて何が面白いかって、当時の地方局のほうがまだユルいんですよね。東京のキー局は、昭和40年代でも「それは撮影したらマズいだろう」という暗黙のルールがあったけど、地方局はおかまいナシなところもあった。

だから、全国放送の番組でも昭和の映像を振り返る番組はあるけど、地方局のもののほうがガッツリ面白い! カメラ1台で動いているし、リポーターもその地方の方言だし、グイグイ食い込んでいる。「まじもん!」にこの企画で出演するのは4回目ですが、それでもまだまだかなり面白い映像だらけでした!

その企画の後半で、若いカップルに携帯電話を使わないで「何時にどこ」と待ち合わせをさせる実験をしたんです。ロケバスで、カップル別々のところに連れて行って待ち合わせをするんですが、まぁ~僕ら世代にはわからないドラマがうまれるんですよ!

僕ら世代は例えば「渋谷のハチ公前に1時ね」って、待ち合わせができたわけじゃないですか!? その企画の発想自体も面白いけど、この待ち合わせ、最後はどーでもいいことなんですが感動をうむんですよ! 『まじもん!』の企画は地方局ならではの試行錯誤しながらの賜物だと思います。

お金がない、人手が足りない、でも面白いものは作りたい……とか、人間って、結局、考えに考えたその先に何かしらのアイデアが出てくるのかなと思った。クリエイティブなことは、不利な状況のときのほうがむしろアイデアは浮かぶのかなとも考えたりします。

今回のような地方局の企画の話を聞いて「これは面白い!」と思ったので、声をかけていただいてお仕事に関われたことをありがたいと思っています。

■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。オンラインサロン「竹山報道局」は、2021年4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録

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