
土地取引の目安となる地価調査の結果が19日公表され、青森県内の住宅地の平均価格が16年ぶりにプラスに転じました。
【写真を見る】「再開発で需要集中場所も」青森県の住宅地の地価16年ぶりプラスに・工業地は31年ぶり上昇
地価調査は毎年7月1日時点の土地の価格を調べるもので、青森県は421地点の結果を19日公表しました。それによりますと用途別の平均価格は、住宅地で1平方メートル当たり1万6100円と前の年から200円上昇し、16年ぶりにプラスに転じました。また商業地は前の年と同じ価格でしたが工業地は100円上昇し、31年ぶりのプラスになりました。
不動産鑑定士 森政浩さん
「下がっているところもあるけど、それ以上に(再開発で)需要が集中している場所がある。景気の回復の流れにのって、土地の価格がマイナス分よりプラス分が上回った」
青森県内の住宅地で地価が最も高かったのは地価調査の基準地に新たに加わったイトーヨーカドー青森店・東側の青森市浜田2丁目で8万1900円。商業地では青森市新町通り商店街の新町1丁目で19万5000円でした。