石原語ったカープ一筋19年「すごく幸せな時間だった」低迷期乗り越えリーグ3連覇

石原語ったカープ一筋19年「すごく幸せな時間だった」低迷期乗り越えリーグ3連覇

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2020/10/17
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引退会見をする石原慶

今季限りでの現役引退を表明していた広島・石原慶幸捕手(41)が16日、マツダスタジアムで記者会見を開き、ファンに感謝の思いを語った。今季19年目のプロ生活を振り返り、「すごく幸せな時間だった」とすっきりした表情。低迷期からチームを支え、3連覇にも貢献した鯉の名女房役は、引退セレモニーが行われる11月7日・阪神戦で最後の勇姿を見せることを誓った。

穏やかな表情が印象的だった。広島一筋19年。石原慶は低迷期を経て、リーグ3連覇を達成した輪の中心にいた。山あり谷ありだったプロ野球人生。その一つ一つが、かけがえのない大きな財産になっている。

「引退を決意して振り返ると、すごく幸せな時間だった。(ファンには)勇気と力をいつも与えてくれていたので感謝しかない。ありがとうございました、という言葉を伝えたい」

決断は8月だった。7月15日に出場選手登録を抹消。故障以外の理由で1軍を離れるのは1年目以来だった。8月8日の再昇格後も出番は増えなかった。

「自分がチームのためになっているのか、なっていないのかを考えた。野球選手としてチームの力になれないのであれば引退しないといけない」。会沢、磯村、坂倉、中村奨…若手が台頭し世代交代が進んだ。これ以上自分がいてもプラスにはならない-。チームを最優先に考える石原慶らしい答えだった。

団結力を大切にした野球人生だった。2015年に古巣に復帰した黒田、新井と過ごしたことで、その思いはさらに強くなった。背番号「15」は投手陣を、背番号「25」は野手陣を、言葉でも姿勢でも引っ張っていた。

「チームのためにっていう気持ちがすごく(強い)。自らそういうのを示してくれていた」。キャリアや年齢を考えれば自らを優先しても不思議ではない。だが2人は違った。

いつ、どんな時でも支え合った赤いユニホームの集団は、16年に25年ぶりのペナントを奪還。その瞬間、石原慶はマウンドで中崎を真っ先に抱き上げて喜んだ。「一番、記憶に残っている」。その後は自らが小窪や会沢、そして若手をサポートし続けてきた。

今季は3試合の出場にとどまっている。8月27日のDeNA戦では一塁への走塁中に左足を負傷。翌28日に抹消された。現在は大野練習場でリハビリに努める日々を送る。

「やっと走りだしができるようになった。体が、どこまでどういう状況になっているかわからないけど、試合に出していただけるなら精いっぱい、そのときの全力でやりたい」。現役最後の晴れ舞台は11月7日の阪神戦。思いを込めてマスクをかぶる。

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