青森市で県産品商談会が開かれ、農林水産物の加工品などを販売する企業が国内、そして海外への販路拡大を目指し商品を売り込みました。
【写真を見る】農林水産品を青森から国内外へ 販路拡大へ商談会
「FOOD(フード)MATCHAOMORI(マッチアオモリ)2023」は青森県内の企業約50社が参加し、国内を中心に販路を持つバイヤーに試食してもらいながら県産品を斬新なアイディアで加工した商品を売り込んでいました。
また、この会場内で輸出商談会も開かれ、アジアやヨーロッパなどと取引するバイヤー6社に県内の企業14社が商談に臨みました。
※水産加工業者は
「ホタテの貝はいらないという人もいるんですが、そうじゃない。(貝殻から)特にこちらはたっぷりですからね、ものすごく出るんですよ、おいしいエキスが」
青森県は、農林水産物の輸出額を2023年までに年間290億円にすることを目指していますが、2021年は約259億円で、輸出の推進には各事業者の取り組み強化が欠かせません。
※大竹菓子舗 営業部 野上一博部長
「輸出に当たっての賞味期限の問題といったものや輸出の国の使ってはいけない材料とかそういところはかなり勉強になった」
※東和貿易 営業部 堀江映臣部長
「青森らしい商品を見つけて帰れたらいいなと思った」
青森県は商談会の開催などを継続して行い、県内企業の販路拡大をあと押ししたいとしています。