給付金詐取容疑で少年ら4人逮捕 分け前巡る監禁で発覚 福岡県警

給付金詐取容疑で少年ら4人逮捕 分け前巡る監禁で発覚 福岡県警

  • 西日本新聞
  • 更新日:2021/01/14
No image

新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金をだまし取ったとして、福岡県警は14日、詐欺の疑いで、福岡市南区柳瀬1丁目の建設会社役員菖蒲大晟容疑者(40)と同市東区の無職少年(18)ら4人を逮捕した。県警は関係先から申請者リストを押収しており、約130件の不正に関与した疑いがあるとみて調べる。給付金の取り分を巡って少年が監禁事件を起こしたことで発覚した。

他に逮捕されたのはいずれも自営業で、同県太宰府市高雄4丁目の村上隆一容疑者(51)と同県宇美町宇美4丁目の武元淳一容疑者(53)。

4人の逮捕容疑は昨年6月、同県大野城市の無職少年(19)が個人事業主だと装い、虚偽の内容を中小企業庁に申請して給付金100万円をだまし取った疑い。認否は明らかにしていない。

県警によると、菖蒲容疑者と少年が申請者の勧誘役で、会員制交流サイト(SNS)などを使って「簡単にお金が稼げる」と10~20代の知人らに持ち掛けていた。村上、武元両容疑者が申請手続き役とみられる。給付金は4割ほどを申請者が受け取り、残りを勧誘役と手続き役で折半。別の知人を紹介した申請者には紹介料を渡していたという。

発覚のきっかけになった監禁事件は昨年7月中旬に発生。勧誘した知人男性が100万円全額を持ち去ろうとしたことに腹を立てた少年が、男性を車に閉じ込めて分け前の支払いを迫ったという。少年は監禁容疑で逮捕され、少年院に送致された。 (山口新太郎、田中早紀、長松院ゆりか)

西日本新聞

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加