2000億円超えでIntelがRISC-Vプロセッサ開発企業「SiFive」の買収を検討中との報道

2000億円超えでIntelがRISC-Vプロセッサ開発企業「SiFive」の買収を検討中との報道

  • GIGAZINE
  • 更新日:2021/06/11
No image

Intelが、RISC-V採用プロセッサを開発する半導体企業「SiFive」の買収を検討していると報じられています。

Chipmaker SiFive Is Said to Draw Intel Takeover Interest - Bloomberg

https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-06-10/chipmaker-sifive-is-said-to-draw-intel-takeover-interest

Intel Offers $2 Billion for RISC-V Chip Startup SiFive: Bloomberg | Tom's Hardware

https://www.tomshardware.com/news/intel-offers-dollar2-billion-for-risc-v-startup-sifive-bloomberg

Intel debates buyout of SiFive to bolster chip technology against Arm (source) | VentureBeat

https://venturebeat.com/2021/06/10/intel-debates-buyout-of-sifive-to-bolster-chip-technology-against-arm-source/

RISC-Vは、Microsoft、IBM、Qualcomm、Micron、Samsung、Huaweiといった大手テクノロジー企業が開発に参加するオープンソースの命令セットアーキテクチャ(ISA)です。RISC-Vはライセンスフリーで利用できるため、小規模開発者に利益をもたらし、業界全体に新たなエコシステムを構築する技術として高く注目されています。

RISC-Vは「ムーアの法則」以来の技術イノベーションになるとの予想 - GIGAZINE

No image

SiFiveは、そんなRISC-Vを採用したプロセッサを開発する企業で、2021年1月には、SiFive製のRISC-Vプロセッサ「SiFive U74」を搭載した安価なコンピューターボード「BeagleV」が登場し、話題になっていました。

たった1万円台のRISC-V CPU搭載&Linuxの動作に対応したお手頃コンピューターボード「BeagleV」 - GIGAZINE

No image

そして2021年6月10日に、Bloombergが「IntelがSiFiveの買収を検討中である」と報じました。Bloombergによると、Intelによる買収予定金額は20億ドル(約2000億円)で、SiFiveはIntel以外の複数の企業からも買収を持ちかけられているとのことです。

テクノロジー関連メディアのTom's Hardwareは、Intelが2021年3月に発表したファウンドリサービス拡充戦略「IDM 2.0」の中でx86ARM・RISC-Vといった主要なISAを採用したプロセッサー製造業務の開始を告知していたことを挙げて、「IntelがSiFiveを買収するという報道が真実であれば、IntelがRISC-Vを自社の武器庫に追加することになります」「将来的には、AppleのM1やAWSのGraviton 2との競争に役立つ可能性があります」と指摘しています。

Intelのファウンドリサービス拡充戦略「IDM2.0」はIntel復活の糸口となるのか? - GIGAZINE

No image

また、テクノロジー関連メディアのVentureBeatは、「SiFiveには、SwiftLLVMの開発者として知られるクリス・ラトナー氏が在籍しています。IntelSiFiveの買収に成功すれば、ソフトウェア面の事業も強化できるでしょう」と述べ、IntelがSiFiveを買収するメリットを強調しています。

なお、記事作成時点では、IntelとSiFiveはBloombergのコメント要求に応じていません。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加