「ネットが通じた!」 南極観測船「しらせ」オーストラリア大陸沖に到着

「ネットが通じた!」 南極観測船「しらせ」オーストラリア大陸沖に到着

  • テレ朝news
  • 更新日:2022/12/02
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テレビ朝日が同行取材している南極観測船「しらせ」の現在の甲板の映像です。2週間にわたる航海で海の向こうに見えてきたのはオーストラリア大陸です。

2週間にわたる航海で海の向こうに見えてきたのはオーストラリア大陸です。

突然のスコール。南国特有の雨が降り注ぎます。

観測船「しらせ」。残された人類の未知なる世界・南極の調査が目的。

日本を離れ、先週赤道を通過。南の楽園・バリ島付近を航行していると…。

吉田遥記者:「すでに室内の気温29.7℃ですね。非常に暑いです。あまりにも暑いので扇風機を貸してもらいました」

ちょっとした蒸し風呂状態に。

「しらせ」船内には独特の施設も…。

「しらせ」・松下博貞船務長:「まだ何もないんですが船内郵便局になっています」

オーストラリアで補給後、ここは郵便局として稼働。年末には年賀状も出せます。

ただし…。

「しらせ」・松下博貞船務長:「(Q.届くのは?)去年の場合は4月になってから。遅いんです」「人用のエレベーターはこの船しかないです」

ドアを開けるとそこはエレベーター。

「しらせ」・松下博貞船務長:「(Q.何階建てなんですか?)7階建てになります。白い箱、左右にあるんですけど、ヒーリング装置のタンクになってます。丸い管を通って中にある水が行き来し船を揺らします。(Q.逆に揺らすようになってる?)揺れないではなく揺らす装置が付いている」

氷の中で動けなくなった場合、船を揺らし隙間を作り抜け出します。さらに船首部分から海水を吹き出し、氷に乗り上げ押し潰しながら進む装置も備わっています。

1956年から行われている日本の南極調査。観測船「宗谷」は砕氷船とは違い氷を割りながら進む能力はありませんでした。

戦後といわれた時代。未知なる大陸に挑戦することは希望の光でもありました。

「人類の未来への貢献」。当時からその目的を掲げ日本の南極観測は始まったのです。

そして現在、南極は気候変動の兆候が現れ始めています。

世界気象機関、事務局長:「南極の海氷の融解も始まっています。過去にはなかったものです」

世界気象機関は急激に南極の氷が溶け始めていると警告。南極の氷が解けると世界の海面上昇につながり、予測不能な気象変動を招く可能性も。

南極の氷の調査などを行う、観測船「しらせ」。常に行動を共にする67人の隊員たち、「観測隊公室」と呼ばれる部屋で食事。同行する記者たちも同じ釜の飯を食べます。

それぞれの名前が書かれた「札」を裏返すことで食事を取ったことを報告。

オーストラリアが近付き始めたころ。家族への連絡。ネットが通じ、一斉にパソコン画面を開く隊員たちの姿がありました。

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