Windows 11最初のメジャーアップデート「2022 Update」が公開

Windows 11最初のメジャーアップデート「2022 Update」が公開

  • @DIME
  • 更新日:2022/09/23
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Microsoftは、Windows 11の「2022 Update」を190カ国以上に向けて展開を開始した。今回のWindows11の最初のメジャーアップデートでは、ユーザーの毎日をもっとシンプルにするために、以下の4つの主要分野にイノベーションをフォーカスしていく。

・誰にとっても使いやすく、安全なPCを実現する
・人々をより生産的にする
・Windows を互いにつながり、創造し、遊ぶために最適な場所にする
・ワークプレイスに強化されたセキュリティ、マネジメント、柔軟性を提供する

誰にとっても使いやすく、安全な PC を実現する

Windows11は、人々に愛される直感的なデザインを採用し、PC をより身近な存在を目指した。

スタートメニューのアップデート、より高速で正確な検索、クイック設定、ウィジェットボードの地域情報やニュース情報の改善、要望の多かったファイル エクスプローラーのタブ対応など、必要なコンテンツや情報を常に手元に置いておくための新機能を基盤として取り込んだ。

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今回のリリースでは、Windows 11のあらゆる形式の音声コンテンツから自動的にキャプションを生成する「ライブキャプション」、音声だけで PC の操作やテキストの作成を可能にする「音声アクセス(プレビュー)」、自然の音声をより忠実に反映しより心地よい音声で読書やウェブ閲覧をサポートする「ナレーター向けの自然な音声」などの新たなアクセシビリティ機能を配信する。

Windows 11は、これまでで最も安全なWindowsでもある。マイクロソフトは、日々43兆個以上のセキュリティシグナルを活用し、自社の総合的なセキュリティソリューションに情報提供している。

Smart Appコントロールにより、安心して必要なアプリをダウンロードできるようになった。また、マイクロソフトは、セキュリティの脅威はノートパソコンを閉じてもなくならないことを認識している。

そのため、Microsoft 365 PersonalとFamilyの契約者向けの Defender アプリを開発した。個人向けのMicrosoft Defenderは、Windowsの組み込みセキュリティを拡張し、デバイスの保護をAndroid、iOSのスマホや Macに拡大していく。

まもなく、米国内の Microsoft 365 のユーザーは、Microsoft 365 Personal または Family のサブスクリプションの一部として、自身と家族の個人情報をオンラインでより安全に保つための個人情報保護監視サービスを利用できるようになる。

人々をより生産的にする

PCは常に、人々が作業を成し遂げるための場所であった。特に、複雑な作業に取り組むときには、その傾向が顕著となる。

スナップレイアウトの強化、新しいフォーカス機能、パフォーマンスとバッテリーの最適化など、今回のWindows11 2022 Updateは、これまでで最も生産性の高い環境を提供していく。

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Windows 11のスナップレイアウトは、マルチタスク作業に向けた画期的な機能であり、複数のアプリケーションやドキュメントを同時に目の前に置く必要がある場合の表示の最適化に役立っている。

今回のアップデートでは、タッチナビゲーションを改善し、Microsoft Edgeで複数のブラウザタブをスナップできるようにするなど、スナップ レイアウトをより多くの用途に使えるようにした。

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フォーカス セッションと応答不可モードの導入により、仕事への集中力を削ぐ要素を最小限に抑えることができる。

新しくフォーカス セッションを開始すると、Windows は応答不可モードをオンにし、通知を消したり、タスクバーのバッジやタスクバーのアプリケーション通知をオフにしたりすることが可能だ。

また、フォーカスは時計アプリと連携しており、タイマーにより集中力を高め、休憩のリマインドを行うこともできる。

Windowsを互いにつながり、創造し、遊ぶために最適な場所にする

マイクロソフトのユーザーの声によれば、人々がかつてないほど多様な用途にPCを活用していることは明らかだ。

より多くの人々が互いにつながり、自分を表現し、遊ぶためにPCを利用するようになったことで、コミュニケーション、創作活動、そして、ゲームのためのPCの利用時間が増加している。

今回のアップデートでは、ビデオ通話やオーディオ通話を向上するWindows Studio Effects4、新しいクリエイターツール、ゲーム機能の追加、Microsoft Store体験のアップデートなど、PCでの体験をより良くするための強化が行われている。

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仕事やコミュニティでの会議、友人や家族とのつながりまで、ビデオ通話はPCに不可欠なタスクのひとつとなっている。新しいWindows Studioのカメラとオーディオ エフェクトは、高度なAIによって電話会議で最高のパフォーマンスを発揮できるようになった。

背景のノイズを除去して話者の声を聞こえやすくする「音声フォーカス」、自分だけが見えるようにする「背景ぼかし」、話し相手とのつながりを深める「アイコンタクト」、自分が動いてもカメラが追従してくれる「自動フレーミング」などの機能が提供される。

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クリエイター エコノミーの発展に伴い、人々が Windows上で生み出すビデオをはじめとするクリエイティブなコンテンツが増えている。

このアップデートでは、ClipchampをインボックスアプリとしてWindows 11に追加し、テンプレートやエフェクトなどにより、ビデオ編集をシンプルで楽しいものにした。

また、マイクロソフトは、これからもWindowsを最高のゲームプレイ環境にしたいと考えており、今回のアップデートにより、パフォーマンスの最適化が行われ、遅延が改善されるとともに、ウィンドウ化されたゲームでもAuto HDRやVariable Refresh Rateなどの機能が利用可能になる予定だ。

また、XboxアプリによりWindows 11に組み込まれているGame Passを使って、何百タイトルにもおよぶ高品質なPCゲームにアクセスできる。

適切なコンテンツは、素晴らしいPC体験を促進していく。1年前、マイクロソフトは WindowsのMicrosoft Storeをよりオープンで使いやすいものに作り変え、人々が好きなアプリ、ゲーム、テレビ番組をワンストップで購入できるようにした。

また、Amazonと提携したことにより、Amazonアプリストア プレビューをグローバル市場に拡大し、ハードウェア機能要件を満たすWindows 11デバイスに20,000種以上のAndroidアプリやゲームを提供することが可能になっている。

アプリやゲームのカタログの充実に加え、開発者が適切な顧客にコンテンツを提供できるよう支援するMicrosoft Store Adsの試験運用が次のステージに移行した。

ワークプレイスに強化されたセキュリティ、マネジメント、柔軟性を提供する

PCは、今日のワークフォースにとって最も強力な生産性向上ツールだ。従業員の生産性と熱意を維持するためには、従業員がどこで働いていようと、複数のWindowsエンドポイントを安全かつ容易に管理するツールが必要となる。

この複雑化するニーズに応えるため、今回の Windows 11 2022 Updateでは、重要なセキュリティ機能と、IT部門の効率性を高める管理ツールを提供する。

強化されたMicrosoft Defender SmartScreenは、悪意のあるアプリケーションやハッキングされたウェブサイトに Microsoftの認証情報を入力すると警告を発する。

Windows Hello for Business にプレゼンスセンシングオプション機能を追加した。これにより、プレゼンスセンサーを搭載したデバイスがWindows Helloと連携し、ユーザーが近づくと安全にログインし、離れるとデバイスをロックできるようになった。

また、ITプロフェッショナルは、リモートヘルプ機能により、クラウドを通じて安全かつリアルタイムでサポートを提供できる。

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Smart Appコントロール も、あらゆる規模の企業にとって価値のある機能だ。Smart App コントロールは、新しいWindows 11デバイス、または、Windows 11 Update 2022 のクリーンインストールが行われたデバイスで利用でき、信頼されていないまたは署名されていないアプリケーション、スクリプトファイル、および悪意のあるマクロを実行できないようにブロックする。

その結果、組織が確実に保護されているという安心感の下に、従業員は必要なツールを使用できるようになる。

Windows Defender Application Controlで使用されているのと同じAIをベースに構築されたSmart Appコントロールは、アプリケーションの安全性をデバイス上で実行される前にリアルタイムで予測でき、Microsoft Intuneのような最新のMDM (モバイルデバイス管理) ツールは、まだ使用していない組織には最適なソリューションとなる。

今回のアップデートでは、二酸化炭素の排出量を認識するようになり、使用しているデバイスによる排出量の削減が容易になった。

デバイスがインターネットに接続され、電源が入っており、地域の炭素強度データが利用可能な場合、Windows Updateは、電力網の低炭素電源からの電力の割合が高く、二酸化炭素の排出量が少なくなると考えられる特定の時間帯にインストールを行うようにスケジュールを設定できる。

また、スリープとスクリーンオフのデフォルトの電源設定を変更し、PC がアイドル状態のときの二酸化炭素の排出量を削減できるようにした。

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Windows 11 では、毎年のアップデートに加えて、より頻繁に新機能をリリースしていく予定だ。

関連情報:https://www.microsoft.com/ja-jp/

構成/Ara

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