長野県伊那市で殺害された女性の通帳から現金を引き出そうとした疑いで再逮捕された男は、自ら営む整体で女性の家を訪れ、犯行に及んだ可能性があることがわかりました。
【写真を見る】整体で女性の家を訪れ犯行か…85歳女性殺害事件、詐欺未遂などの疑いで再逮捕の男を送検 長野・伊那市
詐欺未遂などの疑いで再逮捕された伊那市西箕輪(にしみのわ)の自営業=橋爪亮太(はしづめりょうた)被告・27歳の身柄が午後、再び検察庁に送られました。
伊那市の住宅で12月3日、原貴努代さん85歳が首を絞められて殺害されているのがみつかった事件。
別の詐欺事件で既に逮捕・起訴されている橋爪被告は12月2日、駒ケ根市内の金融機関で、原さんの通帳などを使って自分の口座に現金を振り込もうとした疑いがもたれています。
警察は認否を明らかにしていません。
捜査関係者などによりますと、橋爪被告は、整体を営み高齢者などの家を訪問していて、原さんの家にも整体で訪れて犯行に及んだ可能性もあるとみられています。
警察が通帳の入手経路を調べるとともに、原さんの殺害との関連を慎重に調べています。