アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)のバロンドール受賞について、元チームメイトのフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリSG)が「分かっていた」と明かした。アメリカ『ESPN』が伝えている。
バロンドール授賞式が先月末にパリで開催され、メッシは自らの史上最多記録を更新する2年ぶり8度目の受賞を果たした。
メッシは昨年のカタールW杯で母国を36年ぶりの優勝に導き、7ゴール3アシストの活躍でゴールデンボール(大会最優秀選手)を獲得。ムバッペはアルゼンチンとの決勝でハットトリックを達成し、大会8ゴールでゴールデンブーツ(得点王)に輝いたが、PK戦の末の敗戦で2連覇は叶わなかった。試合後の時点で、メッシのバロンドール受賞を確信していたという。
「ワールドカップ決勝の夜、彼がバロンドールを受賞することは分かっていた。メッシはそれに値する。ワールドカップで優勝すれば、バロンドールを受賞するのは当然だ。メッシは史上最高の選手だ」
今回のバロンドール候補者の中では、マンチェスター・シティで公式戦52ゴールを挙げ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)初制覇を含む3冠達成の立役者となったノルウェー代表FWアーリング・ハーランドも本命の1人だった。
しかし、ムバッペは「アーリング・ハーランドや僕がいいシーズンを過ごしたのは事実だけど、メッシが優勝したワールドカップと比べたら、比較にならないよ」と言及。メッシが受賞したことに議論の余地はないと強調した。●フランス・リーグアン2023-24特集
▶久保建英、三笘薫ら日本代表選手が欧州での戦いに挑む!CL&ELはWOWOWで放送・配信!
Gekisaka