
新型コロナの「5類」移行は、飲食業界だけでなくさまざまな場面に影響を与えているようだ。
新型コロナの「5類」移行は、飲食業界だけでなくさまざまな場面に影響を与えているようだ。
26日午前、箱に入った食料を次々にクルマへと運び出す人たち。
実はこの段ボール箱は…。
記者「レトルトカレーやパックご飯などこれらの食料品は、新型コロナの自宅療養者に配布する予定だったものです」
感染症法上の扱いが「5類」となったことで、自治体から自宅療養者に支援物資を渡すという仕組みは終了。県には配り切れなかった3万人分の支援物資が残っていて、その一部がこの倉庫に集められていた。
この物資を配る役割を担う1つが富谷市の「ふうどばんく東北AGAIN」。26日は、医学生の食料支援などを行う団体に食料を託した。
医学生の食を支援する県民主医療機関連合会 大槻真由美さん「(学生には)予約制で配っているが、予約数がすごく増えてきているので、すぐ無くなると思います」
一方、こちらは青葉区の結婚式場。月に10件ほどの結婚式を行っているが、新型コロナの影響で2020年は80件ほどのキャンセルや日程変更が発生した。
パレスへいあん 間智広支配人「結婚式じゃなく写真だけでいいかとか、結婚式を選択しなくてもいいという状況がこの2年続いていましたね」
一方、感染者数の落ち着きに「5類」移行も伴って、去年9月は「平均25人」だった式の招待客数は増える傾向で、今年の秋以降には「平均60人」ほどになると見込まれている。
パレスへいあん 間智広支配人「結婚式というのはやらなくてもいいというカテゴリ分けされてると思うんですね。ですので、コロナ前に戻るような、結婚式っていいものだなというのをみなさまに感じていただきたいと思っています」