成田凌、『逃亡医F』でどんな顔を見せる? つかめそうでつかめない魔性っぷりを探る

成田凌、『逃亡医F』でどんな顔を見せる? つかめそうでつかめない魔性っぷりを探る

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  • 更新日:2022/01/15
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『逃亡医F』(c)日本テレビ

天才的なオペ技術を持つ脳外科医が、恋人殺しの濡れ衣を着せられ、指名手配犯となってしまう……。あらすじだけでも興味をそそられるドラマ『逃亡医F』(日本テレビ系)が、いよいよ1月15日にスタートする。主演を務めるのは成田凌。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年)、『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ(フジテレビ系)など数々の話題作に出演してきた彼が、満を持してGP帯連続ドラマ初主演に挑む。

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成田は、さまざまな顔を持つ俳優である。「成田凌といえば、○○」というイメージが、無限に広がっていくのだ。爽やかでもあり、妖艶でもあり、可愛らしさもある……。つかめそうで、つかめない。つかんだ瞬間、すぐにすり抜けてしまうような魔性さを持っているのが、成田凌という俳優なのだ。

その魅力は、多種多様な役柄に挑戦する過程で生まれたものなのかもしれない。サイコパスな殺人鬼に、恋愛に奥手な数学教師。時には、女性の反感を買ってしまいそうなクズ男まで。どんな役柄にも真摯に向き合い、見事に演じきってきた。

なかでも、成田は女性を翻弄するキャラクターがハマる。とくに、2020年度後期に放送された朝ドラ『おちょやん』(NHK総合)が記憶に新しい。彼が演じた一平は、不倫相手との間に子どもを作り、妻である千代(杉咲花)に、別れを告げる……という、言ってしまえばかなりの“クズ夫”だった。

Twitterのトレンドに、「一平のどあほ!」がランクインするほど、視聴者からの厳しいコメントが飛び交ったが、なぜか心底憎むことができない。成田が持つ、魔性の魅力が影響していたのだろうか。心のなかでは、「最低……」と思っていながらも、目を離すことができないのだ。映画『愛がなんだ』(2019年)でも、その魅力が存分に発揮されていた。

『愛がなんだ』で演じたのは、主人公・テルコ(岸井ゆきの)を都合よく扱う典型的な“クズ男”マモル。遊ばれていることを分かっていながらも、男性に尽くしてしまうヒロインは、“バカな女”に見られてしまう可能性も否めない。だが、成田がそんな男を演じることで、妙に説得力が出るのだ。むしろ、「この人になら、振り回されても仕方ないかもな……」と共感してしまうほど。

2018年公開の映画『ここは退屈迎えに来て』でも、その吸引力を感じることができる。成田が演じたのは、ヒロイン・あたし(門脇麦)が、10年間忘れることができない元カレ。1人の男性を10年もの間想い続けるというのは、少々無理めな設定でもある。しかし、成田が演じることで、容易にヒロインに感情移入することができた。彼が持つ魔性さは、人物はもちろん物語の説得力を増すことにもつながるのだ。

そんな魔性っぷりを封印して挑んだ映画『まともじゃないのは君も一緒』(2021年)では、新たな魅力を開花させていた。数学が大好きで、コミュニケーションが不得意。これまで、女性を振り回す役柄が多かった彼が、逆に振り回されていた姿が新鮮だった。

そのほかにも、映画『スマホを落としただけなのに』(2018年)で演じた殺人鬼など……成田が挑戦してきた役柄の振り幅は、あまりに広い。まもなく始まる『逃亡医F』では、どのような表情を見せてくれるのだろうか。独特の雰囲気でファンを魅了し続ける俳優・成田凌の活躍から、目が離せない。 (菜本かな)

菜本かな

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