
5日正午まえ、北海道苫小牧市の高速道路で乗用車とクマが衝突し、乗用車が横転しました。クマは体長60センチほどの子グマで、死にました。
5日正午まえ、苫小牧の「道央自動車道」の下り線の樽前サービスエリア付近で、目撃した人が「クマと車がぶつかった」と警察に通報しました。
付近には2頭の子グマがいたとみられ、このうちの1頭と乗用車が衝突、乗用車はのり面に乗り上げて横転しました。けが人はいません。
車道に体長60センチほどの子グマが横たわっていて、すでに死んでいました。
その後、もう1頭の子グマが、高速道路上を動き回っていたたため、道央自動車道は、苫小牧西IC⇔白老ICの間で、およそ5時間、通行止めとなりました。
一方、現場付近では、前日4日午後11時まえ、成獣のクマ1頭と子グマ1頭が車にひかれて死んでいたこともわかりました。
警察によりますと、5日、高速道路上に出没した2頭の子グマは、4日夜に死んだクマと親子の可能性があり、親グマを探すため、付近を動き回っていたともみられています。
8月5日(金)午後11時32分配信
HBC北海道放送