「アップルカー」プロジェクトに元BMW~Canooのクランツ氏。今度こそ電気自動車開発に本腰?

「アップルカー」プロジェクトに元BMW~Canooのクランツ氏。今度こそ電気自動車開発に本腰?

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  • 更新日:2021/06/12
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NurPhoto via Getty Images

米Appleが、元BMWの電気自動車部門の上級幹部ウルリッヒ・クランツ氏を、自社の自動車開発プロジェクトのリーダーとして採用したとBloombergが伝えています。

クランツ氏はBMWに約30年勤務し、電気自動車" i3 "や、スーパーカー然としたPHEV " i8 "を開発するグループでSVP(Senior Vice President)の立場にあった人物。BMWを離れたあとは数か月だけFaraday Futureに在籍し、その後EVベンチャーCanooの設立に加わっていました。アップルは一時、このCanooを買収するのではとうわさされていました。

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EVのエキスパートとも言えるクランツ氏の採用は、Appleにとっては将来の電気自動車分野への正式な参入に向けた決意の表れとも言えるかもしれません。AppleのEVプロジェクトは、かつてテスラでModel 3の開発をリードしたダグ・フィールド氏が実質的に率いており、クランツ氏はその直属として「アップルカー」の開発を後押しすることになるはずです。

Progect Titanと呼ばれるアップルの電気自動車開発は2014年にはじまったものの難航し、シャシーも含めた市販自動運転EVを作ると予想されていましたが、その後プロジェクトが暗礁に乗り上げたと伝えられ、自動運転ユニットに絞って他社へ売るのではといった話や、自社キャンパス内の移動用の自動運転車になるのではとも予想されてきました。

プロジェクトが紆余曲折を経るあいだ、そのリーダーも同様に幾度か名前が変わっており、昨年は機械学習・人工知能担当上級副社長のジョン・ジャナンドレア氏がフィールド氏の上司としてこのプロジェクトを監督する立場に就いたと報じられました

そして現在、Appleは本格的な電気自動車の開発に向けた取り組みを再開したとされています。ただ、それはまだごく初期段階であり、少なくともAppleのバッジを付けたEVが市場に現れるには5年ほどの時間がかるとBloombergのMark Gurman氏は述べています。

Source:Bloomberg

矢崎飛鳥

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