Char「『どうせこんなことやったって売れるわけないし、やるだけやってアメリカ行っちゃおう』と思ってた」#ボクらの時代コラム

Char「『どうせこんなことやったって売れるわけないし、やるだけやってアメリカ行っちゃおう』と思ってた」#ボクらの時代コラム

  • マイナビ学生の窓口
  • 更新日:2021/11/26

様々なジャンルで活躍する著名人の方々によって繰り広げられるトーク番組『ボクらの時代』。あえて司会者を置かない本番組では、ここでしか聞けないトークが盛りだくさん。人生の先輩であるみなさんのお話は、きっと学生のみんなにきっかけやヒントを与えてくれるはずです。

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フジテレビ提供

11月21日(日)に放送された『ボクらの時代』では、ミュージシャンの奥田民生さん、Charさん、山崎まさよしさんが登場。長年、ミュージシャンとして第一線で活躍し、ギターユニット「三人の侍」としての活動も共にする3人が、音楽との出会いや音楽業界の変化、またコロナ禍で感じた自身の変化などについて語り合いました。

小学生のときにテレビで見てた人と「弦の取り合いをするとは思わなかった」

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ギターを手にした3人の軽いセッションからこの日の鼎談はスタート。

今年、デビュー45周年を迎えたギタリスト・ミュージシャン、Charさん。そんなCharさんについて、奥田さんは「小学生のときにギターを始めたんですけど、その頃(Charは)もうテレビに出てましたから。インパクトがあったというか…。その人とまさか弦の取り合いをすることになるとは、小学生のオレは考えもしなかった(笑)」と感慨深く振り返ります。

中学生でバンドを組んだという奥田さんは、近所に住む従兄弟の影響で洋邦問わずさまざまな音楽を聴いていたそう。一方、山崎さんは音楽に目覚めたきっかけを「僕は完全に流行りもんですよ。姉貴がユーロビートを聴き始めて、友達が洋楽に目覚めて、オレも……」と明かします。

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当時、地方では情報が遅れていたといい、音楽番組も数週遅れで放送されていたと話す山崎さん。そんな2人に対し、15歳でプロとして仕事を始め、21歳でデビューしたというCharさんは、高校1年生のときにあおい輝彦さんのバックバンドで音楽番組(フジテレビ系『ミュージックフェア』)に出演したところ、通っていた都内の高校から「芸能活動をしたいなら、そういう高校に転校しろ」と怒られたというエピソードを披露します。

「でも、芸能活動したわけじゃないんだけどね(笑)」と苦笑交じりで話すCharさんでしたが、他の2人から口々に「いや、でも『ミュージックフェア』に出たんなら、もうそれは芸能活動だし、芸能人ですよ」とツッコまれていました。

『どうせ売れるわけないし、やるだけやってアメリカ行っちゃおう』と思ってた

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それぞれの下積み時代に話が及ぶと、「デビューは23歳だけど、本当は19歳でCDを出していたんです。RC(サクセション)の『トランジスタ・ラジオ』のカバーを出したんだけど、まったく売れなくて。だから、そこから23歳でデビューするまでの3年近くは、バイトしながらライブやったり、グダグダしてました」と自身の下積み時代を明かす山崎さん。

一方、若くしてデビューしていたCharさんにも「ビアガーデンやキャバレーで演奏していた時期があった」そうで、奥田さんから「でも下積みってワケじゃないでしょ? 楽しいからやってるだけですよね」と聞かれますが、「でもこっちは高校生だから、飲んでる人の前でやるっていうのは結構大変だった。『うるせえ!』って物が飛んでくるんだよね(笑)」と意外な経験談を明かします。

さらに、「オレも売れなかったし、もともとアメリカの人とバンドやってたから『アメリカ行っちゃおう』と思ってたところに(自身2枚目のシングルとなる)『気絶するほど悩ましい』の話がきて。わりと自暴自棄的に、『どうせこんなことやったって売れるわけないし、やるだけやってアメリカ行っちゃおう』と思ってたの。でも、そうやって開き直ると売れちゃうもんで(笑)。というかやっぱり、(『気絶するほど悩ましい』の作詞家である)“阿久悠さんと組むというのはどういうことか”ってことだね」と話し、「これがあったから今のオレがあると思う」と、しみじみ振り返るCharさんでした。

「レコードからCDになって、他にもDATとかMDとかいろいろあったじゃん。で、ついにはダウンロードになって。45年もやってると、変わるものは変わったよね(笑)」と音楽業界の激変ぶりを振り返るCharさんに、奥田さんも「アルバムも、もう“アルバム”という概念じゃなくていいって言い出してますしね」と、少しさみしそうに話します。

Charさんが「別に時代に逆行しているわけじゃないんだけど」と前置きしながら、「レコードが上がってくるとやっぱり嬉しい。で、A面聴いたら(片面が)22分だから、だいたい(お酒)1杯じゃん?あの時間の過ごし方がやっぱりいいなと思って」と話すと、奥田さんも「いや、よくできてるんですよ。レコード1枚分とか、46分テープとか、あの長さって」と同意していました。

YouTubeがなかったらミュージシャンの活動の幅が狭くなっていた

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2015年、自身のレーベル「RAMEN CURRY MUSIC RECORDS」を設立し、公式YouTubeチャンネルではアナログレコーディングの楽しさを自ら紹介する動画などを精力的に配信する奥田さんは、アナログ録音を配信する理由を「多重録音とかピンポン録音をみんなに見てもらったら面白いかなと思って」と明かします。

するとCharさんも「こういう、今みたいにライブがあまりできない状況では、もしYouTubeなんかがなかったらもっとミュージシャンの活動の幅が狭くなってたかもね」と、その活動に賛同。

一方、コロナ禍に「どう過ごせばいいですか?」とCharさんに相談したという山崎さんは、Charさんからギターの練習を勧められたことを明かします。それを聞いて「マジか! 君たち…(笑)」と驚きを隠せない奥田さんでしたが、「Charさん、どうしてるのかなと思ったら……」(山崎)「ギターの練習してたよ(笑)」(Char)という2人の会話を聞き、「マジか〜、上手くなってるじゃん、じゃあ」となぜか少しガッカリしたような様子を見せ、笑いを誘っていました。

最後はギタリストらしく、ギターを弾いて番組を締める3人。長年、音楽業界で活躍している3人ならではの重みのある発言やその活動内容に、改めて気づかされることの多い回となりました。

日本で売れず「アメリカに行こう」と思っていたところ、半ば自暴自棄で出したシングルが売れ、そこで運命が変わったと話すCharさんのように、人生、どこで何が幸いするかは案外わからないもの。大学生のみなさんも、“何事も経験”をモットーに、迷ったときにはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

『ボクらの時代』フジテレビ系(毎週日曜7:00~7:30)

放送日:11月21日(日)
奥田民生×Char×山崎まさよし
『ボクらの時代』公式ホームページ

<次回の放送>
11月28日(日)7:00~7:30
白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)×関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)×野村周平

文:落合由希
編集:学生の窓口編集部

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