
会話をしているときに、聞き間違いで話が噛み合わなくて困った経験をした人も多いと思います。
聞き間違いから、思わぬトラブルに発展したケースもあるようです。
■約9割、聞き間違いで話が噛み合わず
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,575名を対象に、「会話について」の意識調査を実施しました。

その結果、「聞き間違いのせいで話が噛み合わなかった経験がある」と答えた人は、全体で91.4%。
fumumu取材班は女性たちに、聞き間違いで起きた思わぬトラブルについて話を聞きました。
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(1)友達と会う日を間違えて
「友達と電話で話しているときに盛り上がって、口頭で遊ぶ約束をしたんです。しかし約束した当日、待ち合わせ場所に友達は現れませんでした。連絡すると、友達から『来週って言ったよ』と言われて…。
おそらく私が聞き間違えたのでしょうけれど、電話での会話で決めたことなので確認のしようがありません。同じミスを起こさないためにも、約束はきちんと文字に残しておいたほうがいいと思いましたね」(20代・女性)
(2)上司からの仕事の指示を
「上司から『これ急ぎで』と言われていた仕事があったので、私は他を後回しにして取り掛かっていました。そしてその仕事を終えたので上司に報告すると、『これじゃない』と言われて…。
私と上司との間で、『これ』の認識が違っていたようです。曖昧な指示をした上司にイラッとしましたが、ここであれこれ言っても仕方がありません。
私はその後、本当に急ぐべきだった仕事をがんばってこなしましたよ」(20代・女性)
(3)ホテルで「予約がない」と言われ
「あるイベントに参加するのに、地方のホテルに一人で泊まったんです。チェックインのときに名前を聞かれて答えたのですが、フロントの人が困った顔をしていて…。
『予約が見当たらないようなのですが…』と言われて、私はとても焦りました。もう一度名前を聞かれたので、今度は聞き取りやすいように言ってみたんです。
そこでようやく予約が見つかったのですが、どうもフロントの人が名前を聞き間違えていたようでした」(20代・女性)
聞き間違いを防ぐためには、できるだけ文字で残すことを意識したほうがいいのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)
【調査概要】方法:インターネットリサーチ調査期間:2022年7月6日〜7月18日
調査対象:全国10代~60代の男女1,575名