広中璃梨佳 1万メートル2戦目で五輪切符、本命5000メートルと2種目狙う

広中璃梨佳 1万メートル2戦目で五輪切符、本命5000メートルと2種目狙う

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2021/05/06
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女子10000mを制し、指で1を示しながらゴールする広中璃梨佳(撮影・高石航平)

「陸上・日本選手権」(3日、静岡スタジアム)

女子1万メートルでは、同種目2戦目の広中璃梨佳(20)=日本郵政グループ=が31分11秒75で初優勝。31分18秒18で2位に入った安藤友香(27)=ワコール=とともに東京五輪参加標準記録(31分25秒00)を突破し、代表に内定した。同種目の日本代表は、すでに内定している新谷仁美(33)=積水化学=と3人がそろった。

伸び盛りの20歳が、初の大舞台を決めた。号砲で飛び出すと、安藤ら4人で形成した先頭グループを引っ張った。5000メートル付近からは安藤とのデッドヒート。中盤に先頭を譲りながらもピタリと併走し、残り3周で前に出ると、そのまま逃げ切った。

この種目のキャリアはまだ2戦目で「挑戦者として胸を借りるつもりだった」と言う。「(昨年の)日本選手権の悔しさが私の中で大きかった」。5000メートルで五輪の参加標準記録を突破しながら、昨年12月の日本選手権で同世代のライバル、田中希実とのデッドヒートに惜敗した。「今回は悔しいレースをしたくない。自分で(レースを)つくって伸び伸びと自分らしく走るんだと思った」という言葉どおりの展開だった。

1万メートルへの挑戦は、「本命である5000メートルのためのスタミナづくりがきっかけだった」と言う。今年4月10日の金栗記念選抜でこの種目に初挑戦すると、31分30秒03の好記録で優勝。2戦目となった今大会で得た五輪切符が、底知れない潜在能力の証だ。

「5000メートルで確実に(五輪出場を)取りたいという気持ちが今もある」と広中。6月の日本選手権(大阪)では「憧れ」という所属先の先輩、東京五輪マラソン代表の鈴木亜由子がリオ五輪で果たして以来となる5000、1万メートルの2種目出場を目指す。

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