
おととしの衆議院選挙の「1票の格差」について最高裁判所は25日、合憲との判断を示した。これにより山口4区など衆議院補欠選挙はことし4月23日を投票日として行われることになった。
おととしの衆議院選挙の「1票の格差」について最高裁判所は25日、合憲との判断を示した。これにより山口4区など衆議院補欠選挙はことし4月23日を投票日として行われることになった。
公職選挙法では補欠選挙は原則4月と10月の第4日曜日に行われることになっている。ただ、選挙無効の訴訟が続いている間は実施できないことになっていて安倍元総理の死去に伴う補選の日程は決まらない状況が続いていた。
今回、最高裁の判決が出たことから山口4区の補選はことし4月23日を投票日として行われることになった。山口4区以外でも現在、欠員が出ている千葉5区、和歌山1区でも補欠選挙が行われる。
ただ、山口2区選出の岸信夫元防衛大臣も近く辞表を提出する意向で山口県ではダブル補選となる公算が大きくなっている。
山口県選挙管理委員会は26日に選挙管理委員会を開き、補選の告示日を決定する方針。