佐藤翔馬 金いける!“北島2世”日本新&世界歴代2位タイムで初五輪

佐藤翔馬 金いける!“北島2世”日本新&世界歴代2位タイムで初五輪

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2021/04/10
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日本レコードで男子200メートル平泳ぎを制し、喜びを爆発させる佐藤翔馬(撮影・高部洋祐)

「競泳・日本選手権」(7日、東京アクアティクスセンター)

男子200メートル平泳ぎは佐藤翔馬(20)=東京SC=が日本記録を0秒27更新する世界歴代2位の2分6秒40で優勝し、初の五輪切符を手にした。前世界記録保持者の渡辺一平(24)=トヨタ自動車=は3位で落選。武良竜也(24)=BWS=が2位で内定した。

満面の笑みで拳を掲げた。佐藤が日本新記録で初代表に内定。最初の50メートルこそ渡辺に譲ったが、その後は先頭をキープし、150メートルまでは世界新記録ペースで果敢に攻めた。「最初から最後まで自分のレースをしようと思っていた」。世界記録にはわずか0秒28届かなかったが、代表切符に狙いを定め、しっかりと勝ち取った。

レース後は「自分でも驚くぐらい平常心で臨めた」と振り返ったが、重圧はもちろんあった。2月のジャパンオープンで渡辺に先着して以降の2カ月間、佐藤は西条健二コーチに「早く終わってほしい」とこぼしていたという。「緊張やプレッシャーがあるんだなと思った」と西条コーチ。毎日3食を共にし、2人で苦悩を分かち合い乗り越えてきた。

インタビューで「今の気持ちを伝えたい人は」と問われると「家族とコーチ」と答えた後に「泣きそう…」と目頭を押さえ、涙。「第一段階として恩返しができた。本大会では優勝して金メダルをかけたい」と誓った。

所属する東京SCは、同じ平泳ぎで四つの五輪金メダルを獲得した北島康介氏を輩出した名門。小学3年の時、専門種目を平泳ぎに絞ったのも北島氏の影響だ。当時もらったサインは今も額縁に入れ実家のリビングに飾っている。クラブでは北島氏が2002年に世界記録を出した時の写真が飾られており、ずっと近くて遠い大先輩を意識してきた。

「康介さんもしっかり金メダルを取ってきている。僕も金メダルを取りにいきたい」。成長著しい20歳。“北島2世”が金争いに名乗りを上げた。

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