東大前刺傷、逮捕の少年「人を殺して切腹しようと」

  • 産経ニュース
  • 更新日:2022/01/15

大学入学共通テスト会場となっていた東京都文京区の東京大学前の歩道で高校生ら3人が刃物で切り付けられた事件で、警視庁に殺人未遂容疑の現行犯で逮捕された名古屋市の高校2年の少年(17)が「自殺する前に人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」と供述していることが15日、分かった。「医者になるため東大を目指していたが、1年くらい前から成績が上がらず、自信をなくした」などとも供述しているという。

警視庁少年事件課によると、少年は最初に72歳の男性を刺し、その後、女子生徒、男子生徒の順で刺した。男性が交番に「刺された」と駆け込み、本富士署員が少年の身柄を確保したという。

少年は14日から行方が分からなくなり、同日夜、父親が愛知県警に行方不明者届を提出。少年は名古屋から夜行バスに乗って15日朝に東京に着いたという。

少年は包丁(刃渡り12センチ)、折り畳みナイフ(同約6センチ)、ノコギリ(同約21センチ)の刃物3本と、可燃性液体が入ったペットボトルや瓶計11本、着火剤2本を所持。「自宅から持ってきた刃物で通行人3人を刺した」と供述している。

被害者3人と面識はなく、大学入学共通テスト当日の犯行であることなどから、東大で受験する学生らを狙って無差別に襲撃したとみられる。

また、少年は「事件前、東大近くの駅で火をつけようとしたが、うまくいかなかった」と供述。東京消防庁や東京メトロによると、15日午前8時25分ごろ、東京メトロ南北線東大前駅構内で木片が燃える火災が発生していた。その直前には南北線の車内で液体がまかれており、少年事件課は少年と関連があるとみて調べている。

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