防カメに「かかと落とし」の障害者施設元職員、別の入所者に暴行容疑

防カメに「かかと落とし」の障害者施設元職員、別の入所者に暴行容疑

  • 朝日新聞デジタル
  • 更新日:2023/11/21
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"大阪府警本部"

知的障害者らが入所する大阪府高槻市の障害者支援施設「三島の郷」で、入所者に重傷を負わせたとして逮捕された元施設職員の堤正和容疑者(39)=同市=について、大阪府警は21日、別の入所者に対する暴行の疑いで再逮捕し、発表した。「日時などは覚えていないが、暴行したことは間違いない。他の入所者にも暴行した」という趣旨の供述をしており、高槻署は捜査を続けるという。

署によると、堤容疑者は8月20日午前11時半ごろ、施設2階の共有スペースで、30代の男性入所者の頭や顔を数回殴り、廊下に引き倒して頭を踏みつけるなどした疑いがある。入所者は意思疎通が難しく、自ら被害を申告できずに治療を受けられていなかった。

9月29日に50代の男性入所者に肋骨(ろっこつ)を折る重傷を負わせたとして、署は10月31日に堤容疑者を逮捕。その後、30代の入所者に対する暴行の様子が記録された防犯カメラの映像を確認した。カメラには、椅子に座る50代の入所者を容疑者が格闘技の「かかと落とし」のような形で蹴る様子も映っていたという。(田添聖史)

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