武器は一発芸だけじゃない G大阪新加入のDF福岡将太、日本代表入りを目標に掲げた理由

武器は一発芸だけじゃない G大阪新加入のDF福岡将太、日本代表入りを目標に掲げた理由

  • スポーツ報知
  • 更新日:2022/01/15
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G大阪に新加入したDF福岡将太(26)がスポーツ報知の取材に応じ、新体制発表で語った日本代表入りという目標の真意を明かした。8日にオンラインで行われた新体制発表では、さっそく一発芸も披露して明るいキャラクターをアピールし、トレーニングでも積極的に周囲とコミュニケーションを取っているという新加入DF。「めちゃくちゃ楽しいです。先輩、後輩関係なく話もできています。まあ、後輩からは少しなめられ始めていそうですが…。でもそれも嫌じゃないんで。ピッチ外はみんな仲良くして、ピッチ内も良いコミュニケーションとって、強くなればそれでいい。みんながやりやすいような環境を作ろうと意識しています」と笑顔を見せた。

東京出身の福岡は実践学園高(東京)を卒業後、14年に湘南(当時J2)でプロ入り。しかし1年目は出番をつかめず、福島(J3)、栃木(J2&J3)、徳島(J2&J1)とキャリアを重ね、ステップアップしてきた。19年に加入した徳島では20年のJ1昇格に貢献、昨季は自身初となるJ1で29試合に出場。J1残留を果たすことはできなかったが、徳島の攻撃的なスタイルをDFラインから体現したプレーが認められ、G大阪からオファーを受けた。

「徳島はすごくいいチームで、僕が今のプレースタイルを発揮できるようになったのも、徳島のサッカーがあったおかげです。ただ昨季J1で、色々なことを感じました。通用する部分も、通用せず(ボールを)取られて取られて失点したりも。イニエスタ選手や大迫選手、武藤選手、ユンカー選手など、代表経験がある選手たちと同じピッチで戦えたことは大きかった。J1からオファーが来ることは、これまでのキャリアではなかった。自分にとってはチャンスだと思ったので、僕は迷わずこの世界に飛び込みたい、と思いました」。さらなる飛躍を見据え、G大阪にやってきた。

持ち味は高い身体能力を生かした守備に加え、右利きながら左足も遜色なく扱うビルドアップと、ボールを自ら前に運ぶこともできる攻撃性能だ。徳島では主に3バックの左、4バックでも左センターバックでプレー。「足が速いところは自分の武器。父も母も速かったので、親譲りだと思うので感謝」と言うスピードを生かしたカバーリングは特徴のひとつ。さらに「小学校の時からずっと左足は意識して練習してきて、今は左の方が蹴りやすい」と語るように、DFとしては希少な特徴も生かしたビルドアップなど、攻撃への関与もアピールポイントだ。プロ入り前はサイドバックが主戦場で、オーバーラップも「好きです」ときっぱり。片野坂監督は大分時代、3バックの一角が積極的に攻撃参加する戦術を採用していたが、自身がそのピースとなるイメージは持っているという。

新体制発表では、日本代表入りという目標も公言した。その理由は「口だけじゃなく、やらなきゃいけない、というプレッシャーを自分にかけたつもり」だと明かした。

「サッカーをやっている上で日本代表は夢でもありますし、目標です。ただJ3、J2からでは、すごく難しいのが現実でした。日本を背負ってプレーするというのは、どういうことなんだろうと、ずっと感じているので、それを知りたいんです。去年J1で色々な刺激をもらって、G大阪に移籍することができた。このチームには、代表経験のある選手もたくさんいる。彼らの背中を見て、そこに食い込んでいければ。これは本当に日本代表に近づくチャンスだと思っています」

一方でDFラインのポジション争いは、過去所属したチーム以上に激しいはずだ。片野坂監督がG大阪でも3バックを採用するなら、左センターバックは新加入した左利きの韓国代表DF権敬源らがライバルになる。まずは競争を制し、ポジションをつかむことが、目標達成への第一歩。明るいキャラと、スピードに左足、そしてJ3からのし上がってきた経験も生かし、レギュラー奪取に挑む。(金川 誉)

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