「病気と闘う前向きな気持ちを」 長引く“面会禁止”患者に癒しを 病院スタッフが動画制作〈仙台市〉

「病気と闘う前向きな気持ちを」 長引く“面会禁止”患者に癒しを 病院スタッフが動画制作〈仙台市〉

  • 仙台放送ニュース
  • 更新日:2021/09/16
No image

仙台放送

ここをクリックすると元記事で動画再生ができます。

こちら、東北大学病院のスタッフの皆さんが作った「たなばたコンサート」という動画です。新型コロナの影響で面会禁止が強いられている入院患者たち。病気と闘う前向きな気持ちを持ってほしいとスタッフが動画を手作りしました。

宮城県仙台市青葉区星陵町にある東北大学病院です。新型コロナウイルスの感染が拡大した去年4月以降、感染症指定医療機関として重症患者の治療などにあたってきました。

一方、院内感染を防ぐため一般病棟を含むすべての入院患者に対して「面会禁止」の措置が1年半近くも続いています。

東北大学病院放射線診断科 大田英揮 准教授

「私たちは患者さんと家族に対し、制限をせざるを得ない状況がずっと続いている」

放射線診断科の大田英揮准教授はコロナ禍で強いられるこうした状況に、入院患者や家族が心を痛めていると話します。

東北大学病院放射線診断科 大田英揮 准教授

「患者や家族の方から『事情は分かるが言葉ではわかっても、心として納得できない』。『家族が重大な局面にあるのにどうして会えないんだ』という言葉を聞く機会がある」

そうしたなか、入院患者の気持ちが少しでも和らぐようにと、スタッフたちが動画制作に乗り出しました。

コロナ前まで毎年、病院内で行われてきた「たなばたコンサート」の代わりとして、スタッフたちの手作りによるコンサート動画を制作したのです。撮影には長期で入院する子供たちも参加。完成した動画は病院内で患者たちに披露されました。

動画を見た子供

「こうやってコンサートを開いてくれて、うれしい…というかありがたいと思いました」

「自分は頑張っているなと思いました」

「息が合ってできた」

撮影と編集を担当した麻酔科の大西詠子助教は、こうした動画を通じて患者を孤立させないことが生きる力になると話します。

東北大学病院麻酔科 大西詠子 助教

「わくわくするような気持ちとか、そういう心を少し取り戻してほしい。それが病気への闘いにつながっていけばいいかなと思っている」

東北大学病院放射線診断科 大田英揮 准教授

「実際に治療とはまったく関係が無いが、苦しんでいる患者さん、頑張ろうとしている方に、医療とは少し離れた機会を見てもらうことで、気持ちとして良い方向に行ってほしい」

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加