【ソフトボール】上野は調子がいい時の落ち着いているサイン見えた―宇津木妙子の目

【ソフトボール】上野は調子がいい時の落ち着いているサイン見えた―宇津木妙子の目

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  • 更新日:2021/07/23

◇東京五輪 ソフトボール 日本8-1オーストラリア(2021年7月21日 福島県営あづま球場)

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<日本・オーストラリア>力投する上野(撮影・会津 智海)

日本選手団の先陣を切る大役を背負いながら、最高の試合を見せてくれた選手たちに、まずは感謝したい。

先発した上野は初回、丁寧過ぎた。オーストラリア打線は一発が怖い。ドロップ(落ちる)系を低めに集めたが、球審の判定はことごとくボールだった。また、打者がボックスの内外に立ち位置を変えてきていたことにも、対応が遅れたように思う。それでも押し出し後の満塁の危機を乗り切り、2回からはドロップのコースを上に調整するなど、うまく切り替えた。

上野の好不調は呼吸で分かる。体を前かがみにし、息を吐き出して猫背になってボールをリリースするのが特徴だが、呼吸が浅いときは良くない。この日は深い呼吸で落ち着いており、初回からボールそのものは悪くなかった。今大会にきっちり合わせてきたことが伝わってきた。

攻撃面で3本塁打は出来過ぎの感もあるが、大きかったのは藤田の一発だ。大会前は調子が上がっておらず、本来はクリーンアップのはずが6番打者。この本塁打で吹っ切れれば、ピッチングにも好影響が期待できる。22日に対戦するメキシコには大会前の練習試合で打ち込まれている。投球機会を得て抑えれば、この日まずまずの内容で初登板を終えた後藤を含め、投手陣にメドが立つだろう。

山田主将や代打出場の森にも安打が出て、チームは勢いづいたと思う。出番がなかった市口や峰も調子は悪くない。気を抜くことなく福島ラウンドを乗り切ってほしい。(元日本代表監督)

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