「日本の加害責任をどう扱うか?」傍聴席は満席 原爆資料館・展示リニューアル小委員会

「日本の加害責任をどう扱うか?」傍聴席は満席 原爆資料館・展示リニューアル小委員会

  • NBC長崎放送
  • 更新日:2023/09/19

『加害の歴史』の扱いについて注目が集まっている“長崎原爆資料館の展示リニューアル”について19日、専門家による3回目の小委員会が満席の傍聴席の中、開かれました。
次回、事務局が基本方針の素案を示す方針です。

【写真を見る】「日本の加害責任をどう扱うか?」傍聴席は満席 原爆資料館・展示リニューアル小委員会

“日本の加害責任”について原爆資料館でどう扱うか ──
加害の歴史への反省を踏まえた展示を求める申し入れが市民団体から出される中、長崎市が被爆80年事業として進めている『原爆資料館・展示リニューアル』の基本方針策定に向け、専門家による3回目の小委員会が開かれました。

3回目となる今回は “若い世代に伝わる未来志向の展示”の在り方が主な議題で、“原爆投下に至る歴史展示”については、『以前の委員会での議論』の確認が行われました。

これまでの議論では、委員から“反省すべきは反省すべき”などの意見が上がっています。

長崎歴史文化博物館 館長 水嶋 英治 委員:
「“透明性の確保” “説明責任” この2つは守っていかないといけない」

市では次回、基本方針の素案を示すとしており、小委員会としてのまとめに向けた議論が行われる予定です。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加