リビングに“落ちている”いぬ かわいすぎる理由にほっこり 「癒やされます」と話題に

リビングに“落ちている”いぬ かわいすぎる理由にほっこり 「癒やされます」と話題に

  • Hint-Pot
  • 更新日:2023/09/21
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リビングの真ん中に“落ちている”ブレアちゃん【写真提供:ノーランとブレアの日常(@noiblair)さん】

「今日もいぬが落ちていた」。そんなコメントが添えられた写真には、“へそ天”になって手足を投げ出すわんちゃんが写っています。実は、この直前に起こったある出来事がきっかけでへそを曲げてしまったわんちゃんは、リビングのど真ん中でふて寝を始めたそう。いったい、何があったのでしょうか? X(ツイッター)で注目を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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ひとめ見て直感したブレアちゃんとのご縁

ウエストハイランドホワイトテリアの女の子で4歳の「ブレア・ウォルドーフ」ちゃん。真っ白な毛とピンと立った耳がチャームポイントです。

かわいらしいお名前は、当時、飼い主さんが観ていた海外ドラマ「ゴシップガール」のメインキャラクター「ブレア・ウォルドーフ」から拝借したもの。わがままだけれど、かわいくて自分をしっかり持っていているところがよく似ていて、「あぁ、この子は“ブレア”だ」と思ったそうです。

「女の子のわんちゃんを今まで一度も迎えたことがなかったので、『女の子って、こんなに自分中心で、かわいらしくて、まっすぐなんだ』と驚きました。しつけはしっかりしたうえで、名前の通り、できるだけブレアの自由にわがままに、なんでもやりたいことをさせてあげています」

飼い主さんの家には、先住犬のトイプードルで9歳の「ノーラン」くんも暮らしています。ブレアちゃんをお迎えしたきっかけは、ドッグランなどでお友達と楽しそうに過ごしているノーランくんを見て、「縁があれば“きょうだい”を迎えたい」と思ったからだそう。

たまたま立ち寄った先で、偶然ブレアちゃんを目にした飼い主さんは「この子に家族になってほしい」という思いが込み上げてきました。抱っこさせてもらった瞬間、心が決まったそうです。

「ウエストハイランドホワイトテリアという犬種について、その頃はまったく知識がなかったので、いったん帰宅して、ノーランとの相性を含め、生態や飼育環境などを調べました。それから『この子の一生に責任を持てるか』などじっくり考えて、3日後にお迎えしました」

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(左から)車で一緒にお出かけするブレアちゃんとノーランくん【写真提供:ノーランとブレアの日常(@noiblair)さん】

ブレアちゃんがリビングのど真ん中に横たわる理由とは…?

話題の写真が撮影された日、ブレアちゃんは大好きなノーランくんに遊んでもらおうとちょっかいを出したものの、あえなく玉砕。すると、リビングのど真ん中に移動したブレアちゃんは「“お兄ちゃん”が遊んでくれない!」とアピールするかのように、ゴロンと寝転がりました。

「暇なときや相手にしてもらえないときによく“落ちて”います。理由は、みんなの視界に入るから。『私は暇ですよー拗ねていますよー』とアピールしたいようですが、いつも寝落ちしています。私やノーランがそれをスルーすると、気が済むまでそのまま。そして、何事もなかったかのように絡んできます。ごまかしているような感じがして、とてもかわいいです」

この写真をX(ツイッター)で公開すると、5000件超もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「癒やされます」「安心しきっていますね」など、真っ白でふわふわなブレアちゃんのふて寝を微笑ましく見守る声が寄せられています。

“お兄ちゃん”が大好きなブレアちゃん ノーランくんとの関係性は?

このあと、2時間ほど“落ちたまま”だったブレアちゃん。夕飯の時間になるとようやく起きて、いそいそと普段通りにごはんを食べたといいます。一方のノーランくんは、そんなブレアちゃんのことを気にすることなく、マイペースに過ごしていたそうですよ。

「ノーランが『何か落ちているな~』というように横を通ると、ブレアは遊んでもらえると期待して、片目を開けて様子をうかがいます。ところが、ノーランはそれを無視。自分の好きな場所に移動してゴロゴロしています」

飼い主さんによると、ブレアちゃんとノーランくんの性格はとても対照的。パワフルで「一番かわいいのは私!」と毎日楽しそうなブレアちゃんに対して、ノーランくんは優しくてとても穏やか。ブレアちゃんにおやつを横取りされても、飼い主さんが自分の分をくれるまでおとなしく待っているそうです。

「ブレアはノーランのことが大好き。ノーランにおもちゃやおやつを取られるのはかまわないようですが、ほかのわんちゃんがノーランのおもちゃなどを奪おうとするのは許せないようです。一見、強く見えますが、大きな音を耳にしたり、わんちゃんが吠えるのを見たりすると、大きなショックを受ける繊細なところもあります」

一方のノーランくんは、おもちゃんをぶんぶん回して遊ぶブレアちゃんのことを、いつも遠目で見守っているようです。

「ブレアから、10回誘われたら『一回くらい遊んでやるか』という感じで、一緒に遊んでいます。お散歩やドッグランに行っても、あまり歩こうとせず、ずっと人間側のポジションにいます。きっと、自分のことを人間だと思っているのではないかと」

大好きなノーランくんにくっついて許しを乞うことも

ノーランくんにべったり甘えているブレアちゃんですが、度が過ぎると嫌がられると知って、今ではほど良い距離感を保つようになったそうです。

「ブレアは、自分は何をしても許されると思っていますが、実際に海より心の広いノーランはそのわがままを許しています。優しいノーランのおかげで、自分が自由に楽しい“犬生”を送ることができていることをブレアもわかっているようです。やりすぎたと感じたときは、ノーランにくっついてお許しをもらっています」

ノーランくんにとって、ブレアちゃんは“目の中に入れても痛くない”ほど愛しい“妹”なのかもしれませんね。飼い主さんのXアカウントでは、2匹がのびのびと暮らす様子をたくさん見ることができますよ。

○取材協力:ノーランとブレアの日常(@noiblair)さん

Hint-Pot編集部

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