
射水市内の遺跡から出土した鎌倉時代の「網代団扇」に、墨書きされていた漢詩の作者が白居易と特定された。特定は国内初。
射水市内の遺跡から出土した鎌倉時代の「網代団扇」に、墨書きされていた漢詩の作者が特定されました。特定は国内で初めてということです。
発見された網代団扇は、一辺がおよそ28センチの四角い形で素材はヒノキです。
おととし、射水市の沖塚原東B遺跡から出土し、専門家が分析を進めていました。
団扇には、中国唐の文学者・白居易の漢詩14文字が墨書きされています。
団扇に書かれている漢詩の作者が特定できたのは、国内で初めてだということです。
網代団扇は、4月2日まで、射水市の新湊博物館で公開されています。