北電が、国の認可が必要な家庭向け電気料金の値上げ幅について30パーセント台前半とする方針であることが関係者の話でわかりました。
北電は燃料費の高騰や円安などの影響で2022年度の赤字がおよそ700億円にのぼる見通しです。
そのため電力の安定供給を理由に値上げする方針を決めています。
値上げには国の認可が必要で関係者によりますと、現在240万戸が契約する家庭向けの「規制料金」と呼ばれるプランで北電は値上げ幅を30パーセント台前半とする方針を固めたということです。
北電は、値上げの実施を6月1日とし早ければ明日にも国に申請する考えです。

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