高校ラグビー 東海大大阪仰星が指揮官の友人、広瀬俊朗氏母校・北野から23トライを奪った理由

高校ラグビー 東海大大阪仰星が指揮官の友人、広瀬俊朗氏母校・北野から23トライを奪った理由

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2020/10/18

第100回全国高校ラグビーの大阪府予選2回戦が18日、大阪府内で行われ、東海大大阪仰星が143―0で北野に圧勝し、記念大会出場へ好発進した。5度の全国優勝を誇り、2月の近畿大会も制した東海大大阪仰星が圧勝することは想定内。特筆すべきは、“仰星プライド”を示したことだろう。

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<東海大大阪仰星・北野>北野の野沢朋仁主将(手前右)をねぎらう東海大大阪仰星の湯浅大智監督(同左)

湯浅大智監督(39)は初戦に臨む選手へ「ラグビーができることがこんなにうれしいと感じる時代。それを凄く実感している。仰星とやって良かったと思えるラグビーをしよう」と言って、送り出した。相手は1923年創部の伝統を誇り、全国大会にも6度出場した(1942年全国大会優勝)伝統校だが、一時は部員不足に泣き、再び単独チームで出場できるようになったのは2年前。実力差は明らかだったが、開始早々にトライを決めると、その後も間断なくトライを重ね、前半に10トライ。メンバーを大幅に入れ替えた後半はさらにギアを入れ替え、13トライも奪った。指揮官の思いに選手もグラウンドで応えた。

湯浅監督と北野OBの元日本代表主将で、現在は俳優など幅広く活躍する広瀬俊朗氏は同学年。中学時代は大阪府選抜に共に選ばれた仲で今回の一戦を前には連絡を取り合ったという。そんな話を、試合後あいさつに来た北野のSH野沢朋仁主将にしたと言い、「彼ら(北野の選手)がこれから先もラグビーを続けてくれたらうれしい」と願った。

一方、敗れた北野も近畿王者の熱い思いを受け止めていた。本来なら1度勝たないと対戦できなかったが、1回戦の相手校が棄権したため巡ってきた機会だった。橋爪宏和監督(56)は「日本一のチームになるかもしれない仰星と試合をできることなんて、そうそうない。やっと単独でできたんだから、もっと強いところを目指そうと思ってくれたら。悔しいと思ってくれたらそれでいい」と、貴重な経験をした1、2年生17人の今後に期待した。

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