大好きな先輩が卒業。彼が座っていた椅子に座りにいっています

大好きな先輩が卒業。彼が座っていた椅子に座りにいっています

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2021/06/10
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階段で恋をした。近くで見た瞬間、私は落ちた

私には高校1年生のころから好きな人がいる。

それは1つ上の学校の先輩。今、彼は大学生になり、私は高校3年生。1、2年とその先輩がずっと好きだった。

身長は低いし、髪は少しぼさぼさ、コロナが流行る前から毎日マスク姿。

そんな彼のことみんなはやめとけっていうけど、私は辞められなかった。

私にだけわかる彼の姿が好きだった。

あれは、文化祭の日。元から先輩とは中高と一貫の学校ではないけど一緒で、高校では部活も一緒だった。そんな時、階段でぶつかりそうになった。

そう、私は階段で恋をした。

もとから、かわいい人だなーとは思っていたけど、近くで見た瞬間、私は落ちた。

これは沼だった。そして全然浅くない。めちゃくちゃ深い。

そこから、かってに部活のグループLINEから追加して、アタック開始。

今思えばもっとやり方あったよなぁ。まぁ私は先輩に恋して見事にIQが3になった。

先輩好き!しかわかんないんだもん。こりゃ嫌われるわ。

狂おしいほど好きだった彼と再会。私は念のため一軍の下着をつけた

先輩が卒業。あぁもう彼はいないんだな、寂しいな

高校2年生になると、先輩は3年生、つまり受験生。流石にこの時は静かにした。

先輩が一般受験なのは本人から聞いて知ってたし、国立志望って風の噂で聞いたから。

そんな時、秋頃、私はクラスでいじめられた。学校に行くのが苦痛になり保健室を利用していた。

そんな時に先輩が友達に連れられ保健室にきた。まじか、と思った。

久しぶりに会えて嬉しい反面、こんなに弱ってる姿を見られたくなかった。でも、やっぱり話したい、そう思って話した。

ポケモンの話をした。先輩も私もガチ勢だったから。

いつもより笑顔になれた気がした。先輩が保健室から去った後、私もクラスに向かった。

先輩も頑張ってるんだから!私も頑張る!そう思いながら過ごしていた。

すると、先輩の担任であり私の世界史の担当の先生がいい情報をくれた。先輩に私の話をしてくれたらしい。

元々世界史の補習で先生とは仲が良く、先輩の話をよくしていた。

そんな時に、「じゃあ、先輩にその事言っておくよ!」と言ってくれた。

その返事が来たようなもので私は凄く嬉しくなった。

先輩照れてたよ。この一言でまた学校が頑張れた。

やっぱり好きだなぁ。

そして高校3年生になり、彼も学校からいなくなった。

あぁなんてつまらない日々。あの時、目で追いかけていたときめきも、たまにすれ違った時にするいい香りも、撫でたくなるような髪も、もうここにはない。

あぁもう彼はいないんだな、なんて毎日思いながら、彼の毎日通っていたクラスに行き、彼が毎日座っていた椅子に座り、たまに頬をくっつけた机に頬をつけ、寂しいな、なんて。

先輩に受験の相談をしてみた。2分で返信が来るなんて

降りかかる受験という重荷。

でも、先輩も去年はこれを背負っていたんだなと思うと、なんだか悪くない気がしてきた。

受験といえば先輩も私も大学受験。そうだ、これを機にLINEをしようと、連絡を試みた。

先輩は連絡が嫌い。もしくは私が嫌い。連絡したところで2日に1回返事がくればいい方。

多分私は嫌われてる。そんなことを思っていた時だった。

受験の話をしたら2分で返信が来る世界線が存在していた。

あぁ神よ。

しかも私が1年生の頃になりたい、と話していた職業を覚えていてくれた。

その職業になるには資格が必要で、東京ですら手で数えるぐらいしか取れる学校がない。それをわざわざ私の受験に対しての質問に答えるために調べあげてくれた。

もちろん、先輩が調べてくれた学校が選択肢としてある事は知っていたけど、でも嬉しかった。わざわざ覚えていてくれたなんて思いもしなかった。

やっぱり好きだ。

違う人に目移りしそうな時もぶっちゃけあった。でも、いつも、この人は先輩じゃないってなって、追うのをやめた。

先輩は私にとって生きる糧であり財産だ。

だから、どんなにそっけない態度をされても……それでも好き、君が好き。

これが私に恋が始まらない理由だ。

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しなちゃ

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