
サガテレビ
神埼市脊振町に建設予定の城原川ダムをめぐり21日、国と住民側の代表が補償基準額について協議しました。合意には至らず調整が続いています。
城原川ダムの用地買収をめぐり国と水没予定地の住民側の代表は21日、補償基準額について協議しました。
協議は10月17日から始まり、21日で3回目となりますが今回も合意には至っていません。
住民側の城原川ダム損失補償交渉委員会の眞島修会長によりますと、国が提示した額は住民側の希望に沿うものではなかったため前回の協議に続き、国に対して住民の心情を踏まえた補償基準額を提示するよう改めて求めたということです。
【城原川ダム損失補償交渉委員会 眞島修会長】
「ふるさとが一番、離れたくない、皆さん寂しい思いをしてだからその分の補償も国として考えなさいと」
城原川ダムをめぐっては国が予備調査に着手してからすでに50年余りが経過しています。
住民側はより早い解決へ向け引き続き国との協議に臨むということです。