
福島テレビ
講習会の会場は住宅メーカーのモデルハウス。
防犯ボランティアが、見知らぬ訪問者への対応を学ぶ。
住民役の警察官がくつろいでいると…インターホン鳴る
「(ピンポーン)あら、どなたかしら?」
訪問者:「郡山設備協会の者です。電気の点検に参りました」
点検業者を名乗る男が訪ねてきた。きちんと確認せずに開けてしまうと…
「今開けま~す」「お願いしま~す(玄関開く)金出せ~!」「キャー」
点検業者を装った「押し込み強盗」だ。
こうした被害を防ぐために呼びかけられたのは…インターホン越しの会話だ。
「警察手帳見せてもらってもいいですか?」「警察手帳?」「ないの?」「(腕章見せながら)捜査できたんで捜査で」
インターホンで訪問の目的を確認し、言動などに不審な点はないか確認すること。ドアガードの使用も効果的だ。
安積地区防犯指導隊・熊田正行隊長:「ちょっと疑い深いかも分かりませんが、やはりそういうことで、自分の財産や命を守るということが大事なのかなと痛感いたしました」
福島県警察本部生活安全企画課・若松真弓管理官:「いつ起きてもおかしくないので、やはり自分の家で起きたらどうしようっていうのを日頃からちゃんと考えて、防犯対策をしてもらいたいという」
県内でも住宅に犯人が押し入って住民が襲われる事件が発生している。
安全なはずの自宅でもどう身を守るか、防犯意識を高めておく必要がある。