●虎将トーク 阪神・岡田彰布監督、7三振奪われたヤクルトD1位・吉村貢四郎に「あれエエなあ」

●虎将トーク 阪神・岡田彰布監督、7三振奪われたヤクルトD1位・吉村貢四郎に「あれエエなあ」

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  • 更新日:2023/03/19
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選手交代を告げる阪神・岡田彰布監督=神宮球場(撮影・松永渉平)

(オープン戦、ヤクルト3ー0阪神、19日、神宮)阪神がヤクルトD1位・吉村貢四郎投手(25)=東芝=の前に5回3安打7三振に封じられるなど、完封負けを喫した。吉村には2打数無安打に終わった「2番・右翼」のD1位・森下翔太外野手(22)=中大=は六、八回に左前打を放った。先発の才木浩人投手(24)はホセ・オスナ内野手(31)に2ランを浴びるなど、5回3失点。秋山拓巳投手(31)は3回無失点だった。オープン戦の連勝が「4」で止まった岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(オープン戦成績=7勝5敗、観衆=1万5430人)。

ーー森下は勝ちパターンの投手にも自分のスイングをしていた(六回は石山、八回は清水から左前打)

「はよう回そうと思って2番に入れただけやけど。。初回なんかは、そらアカンわなあ」(無死二塁からの投ゴロの際、二走近本が飛び出して、挟殺プレーでアウト。その間に森下は二進を試みたが、結果的には〝併殺〟に)

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一回、二塁で憤死した阪神・森下翔太=神宮球場(撮影・今野顕)

ーー走塁の判断

「違うやんか。違うやんか。打ち方やって。あとのプレーなんかシーズン中だったら大変やで、お前」

ーー無死二塁で指示したのか

「打ち方が、おかしいということやんか。どんなサインかわからへんけど。言われへんけど」

ーー経験していく中で

「2番なんか打たせへんけど、ああいう場面になった時に、最低でもサードに送るとかな。何番になっても、可能性があるわけやんか。そういう打ち方をせなアカンということよ。俺が言うてんのは」

ーー秋山は

「今日では判断できんよな。結局、3回になってもうたしな。(もう一回1軍で?)ちょっとわからん」

ーー伊藤将が鳴尾浜のブルペンで立ち投げ

「だから聞いてないって。そんなんお前、そんなん新聞記者から聞いても(笑)。俺は知らない」

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一回、阪神・森下翔太の打球を好捕したヤクルト・吉村貢司郎=神宮球場(撮影・今野顕)

ーー吉村は

「あれエエなあ、浦添(2月25日のオープン戦)でも良かったけどなあ。2イニングやったけど、タイミング取れてないんやろな、あの左足が。だから塁出え言うてんねん、塁出たらおかしなるやろ」

ーーボール自体のスピードは

「アレな、多分見づらいんやろな。腕の振りがちっちゃくて速いからな、俺はそう思う。俺がバッターやったら、そんな感じやったなあ。出所が見づらいんやろなあ。ランナーいなかった、あの左足の動きがなんか、タイミング取りづらいんやろなあ。セットなったらなあ、そうでもないような気はするけどなあ」

ーー才木は5回投げて課題が出た

「4番バッターにインコース2球真っすぐ続けたらそれは打たれるよ。俺も『あっ』って思ったけど。そんなんもう、基本線やけどな、おーん」

ーーバッテリーで考えて

「今までの感覚なんやろなあ、坂本にしたら。そら打たれるよなあ、おーん。間違ったリードだと思うよ俺は。だってちっちゃいのには力勝負で真っすぐいけばエエのに、変化球放ってセンター前打たれるのになあ。4番に、インコース2球真っすぐ続ける。どう考えても間違えてるよな」

ーー吉村ら新戦力の投手はシーズン中も多く当たると思うが

「そんなうちに多く当てるか。そんなん、わからへんわ、そんなもん(笑い)」

ーー初対戦の投手を攻略する上で大事なポイントは

「結局タイミングが取りづらいんやろなあ。初対戦いうても浦添でも、エエでと言うとったんよ。1イニングだったけどな。けん制もうまいし、クイックもできる」

ーーこれから攻略しないといけない

「いやいや攻略するって、もっといっぱいおるで。吉村だけちゃうで、そんなん」

ーーヤクルト全体は

「メンバーがアレやんか、全然違うメンバーになると思うよ。足使ったり、エンドラン使ったりそういうのはあるけど、別にそれに対応することも、別に必要ないと思ったから、何にもなしでやったけど。そらシーズンになったら戦い方はヤクルトは全然違うと思うよ。山田とか村上が入るとな」

ーー入れ替えは

「しない、そんなん」

ーーまだリクエストはしないのか

「あんなんしても一緒やん、オープン戦で。はよ終わった方がエエやろ」

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