ついに日本上陸したrealmeの格安スマートウォッチ「realme Watch S」レビュー

ついに日本上陸したrealmeの格安スマートウォッチ「realme Watch S」レビュー

  • Engadget
  • 更新日:2021/04/08
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もともとは、OPPOのインド向けの低価格端末ブランドとして生まれたrealme。その後OPPOから独立して単独の会社となりましたが、そのrealmeが日本参入を発表しました。残念ながらスマートフォンはまだですが、第1弾製品としてワイヤレスイヤホンとスマートウォッチが発表されています。

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そのスマートウォッチ「realme Watch S」をしばらく試用してみたので、簡単なレビューをお届けします。

ディスプレイが大きめのスマートウォッチ

relame Watch Sは、1.3インチ(360x360)のディスプレイを持つスマートウォッチで、ケース径は実測47mmで厚みは12mmほど。スマートウォッチとしてはやや大型の部類になります。

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▲手元にあったスマートウォッチと比較。左からApple Watch(44mm)、Galaxy Watch Active 2(40mm)、Fossil Gen 5(44mm)、realme watch s(47mm)

ケースはアルミ製で、値段の割には安っぽさは感じません。背面はプラスチックで心拍センサーを搭載しています。標準でシリコンバンドが付属しますが、これは市販のものと交換が可能。ちなみに幅は22mmです。

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充電台は専用のもの。ワイヤレス充電にも見えますが、ポゴピンで充電するタイプで、特定の向き(ケーブルが右側)でないと充電はできません。

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機能はフィットネス寄り

全体的な機能としては、スマートウォッチというよりも画面の大きなフィットネストラッカーといったもの。スマートフォンの通知や着信を表示できますが、realme Watch S上での応答はできません(マイクは非搭載)。

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操作もシンプルで、上から下へのスワイプで通知の表示、下から上で各種アプリの表示、左右のスワイプでクイック設定や歩数、天気など各種ウィジェット表示の切替えです。

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▲メールは件名のみ表示可能

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▲歩数や消費カロリーなどの一覧表示。ちょっとGoogle Fitっぽい雰囲気です

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▲アプリ一覧はグリッド表示。ラベルはないのでどれが何の機能が覚える必要はありますが、数は多くないのですんなりと覚えられます

アプリ一覧は、本体右上のボタンからも表示できます。このボタン、ホーム画面以外では「戻る」ボタンとしても機能します。また、右下のボタンでは、ワークアウト系のメニューが表示されます。

ウォーキングやランニングなど、何かしらの運動はこのメニューからスタートさせないと自動では記録してくれません。

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このほか、心拍については24時間(最短で5分間隔)の計測に対応。SpO2の計測にも対応しますが、こちらは手動での計測のみとなります。SpO2というと、睡眠中も計測して睡眠の質を……というイメージもありますが、残念ながらそういった機能はないようです。

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スマートフォンのカメラのリモートシャッターとして利用出来る機能もあります。スマートウォッチでは珍しくはないものの、SamsungやHUAWEIなど、自社端末でのみ利用可能という場合が多いのですが、realme Watch Sではどんな端末でも利用可能です。

ただし、機能的にはカメラを直接操作するわけではなく、スマートフォンのボリュームボタンをエミュレートするのみ。カメラアプリ側で、ボリュームボタンの操作がシャッターとして機能する設定でないと利用出来ません。

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▲スマートフォン側でカメラアプリが起動していないときにタップすると、スマートフォンのボリュームが下がります

各種設定はRealme Linkから

スマートフォンのコンパニオンアプリはrealme Link。AndroidとiOSに対応していますが、執筆時点(4月4日)では、iOS版のアプリは日本からはダウンロードが出来ませんでした。おそらく、発売時にはダウンロード可能になるものと思います。

アプリでは各種計測値が確認できるほか、通知を表示するアプリの指定や、心拍数のモニタリング間隔の設定などを行えます。ちなみに、計測したデータはGoogle FItとの連携も可能でした。

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睡眠計測にも対応しており、とくに操作することなく自動で計測してくれます。眠りの深さなども表示され、基本的な機能は一通り揃っているようです。

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ウォッチフェイスの変更もアプリから行えます。また、自分の好きな写真を表示することも可能です。ただこの場合、時計の表示は上付・下付を選べるだけで、スタイル自体は固定となります。

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バッテリー持ちは非常に優秀。ただし、操作性には不満も

スマートウォッチとして重要なバッテリー持ちは非常に優秀。公称では15日間持つということになっていますが、私の使い方(とくに運動はせず、心拍測定と睡眠測定、スマートフォンの通知を表示するのみ)であれば、1日5%程度のバッテリー消費で済みました。運動をしたり、SpO2の計測を頻繁に行ったりするともう少しバッテリー消費が増えそうですが、15日は問題なく持つと思います。

ただ、バッテリー持ちの良さは魅力的ではあるのですが、操作性については若干不満点もあります。

まず、ディスプレイがAMOLEDではなく液晶(だと思います)のためなのか、常時表示のオプションがありません。一定時間(最長15秒)でディスプレイの表示は消え、手首を動かさない時間の確認ができません。

時計を見るときにいちいち手首を返さないといけないのは、とても面倒。せめて、バッテリー持ちを犠牲にしてでもスリープをオフにできると良かったのですが、そのオプションもありませんでした。

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▲手首を動かしての画面オンは設定でオフにもできますが、むしろ画面をオフにしない設定がほしかった

また、タッチパネルの感度は悪くはないのですが、画面遷移のアニメーションがないためなのか、反応が悪く感じます。スワイプで唐突に画面が切り替わるので、もう少し操作している感が欲しかったところです。

全体的な印象としては、先にも書きましたが、スマートウォッチというよりも、画面の大きなフィットネストラッカーというほうがしっくりくる印象です。とはいえ、1万1800円(税込)でSpO2の計測にも対応、IP68防水防塵に、15日のバッテリー持ちと機能的には十分です。画面も大きく表示も見やすいので、既存のフィットネストラッカーでは文字が小さく見づらいという人にはいいかもしれません。

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)

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