履歴書の受領形態が完全デジタルの中小企業はどこまで増えた?

履歴書の受領形態が完全デジタルの中小企業はどこまで増えた?

  • @DIME
  • 更新日:2021/06/11
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ネットオン「履歴書の形式に関する実態調査」

今は、各種手続きの効率化、環境保護などの観点からペーパレス化が進む時代。また、昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大によって、はんこの電子化など企業活動の様々な部分においてデジタル化に拍車がかかっている。

そんな中、採用や選考で使用する履歴書の形式はどのように変化しているのだろうか?

そんな履歴書の形式に関する実態調査がこのほど、クラウド型採用サイト作成ツール「採用係長」を提供する株式会社ネットオンにより、同ツール登録ユーザーである中小企業の採用担当者を対象にして実施された。

履歴書の受領形態は紙とデータを併用している企業が60%

履歴書の受領形態について聞いたところ、「紙とデータのどちらでも可」と回答した企業は60%。「データのみ」と回答した企業は3.9%と非常に少なく、「紙のみ(郵送・手渡しなど)」と回答した企業は32.6%となった。

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履歴書の記入方法は手書き・データ入力どちらでも可と約85%の企業が回答

続いて「履歴書の書き方」についての設問では、「手書きもデータ入力も両方可」とした企業が最も多く85%。「手書き」と答えた企業は9.6%、「データ入力」と答えた企業は2.7%となった。多くの応募者を獲得するために、履歴書の形式にこだわらずに選考を進めている実態がわかる。

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履歴書のデジタル化がさらに進むと回答した企業は63.4%

「これから履歴書のデータ化は一般化するか」という設問では、「まぁまぁ思う」という回答が最も多く39%となり、「とても思う」と合わせても、履歴書のデジタル化が進むと考える企業は63%にものぼることがわかった。

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履歴書のデジタル化が進むと思う理由について、具体的な理由を自由回答で聞いたところ、「デジタル化・ペーパーレス化の流れがある」といった回答や「コスト・管理コストの削減/効率化ができるから」という回答が多くみられた。

一方で、デジタル化が進まないと考える具体的な理由については「セキュリティの問題」といった回答や「応募者の年齢層が幅広い」「ネット環境の整っていない人もいると思うため」といった個別の事情に配慮した回答も多くみられた。

■まとめ

履歴書をデータのみで受領している企業は3.9%となったことからも分かるように、履歴書はまだ完全デジタル化が進んでいない実態が浮かび上がってくる。

現在の状況として、応募の間口を広げて多様な人材を確保する観点から紙とデータの併用をしている企業が多く、紙の履歴書のみを使用している企業からは「人柄や一般常識の確認」といった伝統的な価値観を持っていることがわかった。その傾向は地方企業でより強く表れることも、データから読み取れる。

今後、履歴書の完全デジタル化は徐々に進んでいくと予想される。現に60%以上の企業担当者が「履歴書はデジタル化が進む」と考えており、中小企業においてもDXへの関心・意欲は高いことがわかる。

<調査概要>
調査期間 :2021年5月7日(金)~5月20日(木)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :『採用係長』利用事業所における人事・労務担当者様(業種区分無し)
有効回答数:408

出典元:株式会社ネットオン
https://neton.co.jp/

構成/こじへい

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