皆さんはパイプオルガンの音色というとどういうイメージをお持ちでしょうか。
華麗で荘厳…などでしょうか。
【写真を見る】スクリーンを使って手元も足元も見える!映像とお話で楽しむパイプオルガンの世界
5月15日、そんなパイプオルガンをもっと身近に感じてもらおうと、こんなコンサートが金沢市で開かれました。
足だけで演奏されているのは・・・パイプオルガン。
れっきとした演奏曲です。
金沢を拠点に活動するオルガニスト黒瀬恵さんが開いたのは、映像とトークを交えた「パイプオルガン丸わかり」
石川県立音楽堂のパイプオルガンにはパイプの数が5,143本あることや、69種類の音色が出せること。
さらに大きなスクリーンに演奏する手元や足元を映し出すなど、普段は見られないパイプオルガンの裏側を紹介し来場者を楽しませていました。
観客インター:「スクリーンがあって、いつも見えないところがよく分かってとても良かった」
オルガニスト 黒瀬恵さん:「客席から遠いのでなかなか演奏風景というのは見えないが、実は手も足も使っていて結構バタバタしている感じ。それが楽しくて私オルガンを始めたので・・・」
パイプオルガンはその場所その場所の規模や目的、その土地の気候などを考えて組み立てられるので、どれも世界にひとつだけのものだということです。
県立音楽堂コンサートホールでは6月22日、パリ・ノートルダム大聖堂首席オルガニストのオリヴィエ・ラトリーさんのリサイタルが開かれます。
黒瀬さん:「ラトリーさんは世界中で見ても一番権威のあるオルガニスト。その方が来るということで本当に楽しみにしているし、聞いたことがある曲もたくさんあると思うのでぜひ楽しみにしてもらいたい」
「オルガン界の巨人」が奏でるパイプオルガンの音色を体感してみませんか?