テークアウト容器を積極開発 ウィズコロナ環境に対応

テークアウト容器を積極開発 ウィズコロナ環境に対応

  • 日本食糧新聞電子版
  • 更新日:2020/07/12

大型懐石膳、駅弁などの中仕切り、おせち重を彩る小鉢のバラエティーで日本一を誇る総合食品容器メーカーの北原産業。行楽弁当が最も売れる季節に対コロナの市場停滞で主軸商品は打撃を受けたが、飲食店向けテークアウト容器の積極開発で逆風をはねのけている。さらに紙製のシールドやパーテーションを次々と開発し、容器以外の市場も創造し、ウィズコロナ環境に挑んでいる。

液状メニューも見栄えよく盛り付け

コロナ禍の外出・外食自粛で、テークアウトやデリバリーへの注目が高まり、市場で容器が品薄になったこの春、紙とプラスチックを合わせた弁当容器を強みとする同社も洋食用テークアウト容器の開発に注力し、次々と新商品を発売している。

カレーやロールキャベツなどの液状メニューも見栄えよく盛り付けられる「KF」シリーズ3型(KF-51・52・53)は新色ショコラを含む、白と黒の3色展開で、カフェや洋食店の看板メニューがおいしそうに盛り付けられると評判だ。

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テークアウト需要を受けて専用容器を春から次々発売

主菜と副菜をコンパクトに2段収納できる丼型容器「STM」シリーズは、本体・中皿・蓋の組み合わせで最大24パターンが展開できる。食べる際に店の味の再現度が高くなるよう、両シリーズとも電子レンジ対応の耐熱、耐油、耐薬品性を追求した。

クラフト調の色目で紙製「深型TOボックス」は、ワックスペーパーと組み合わせればサンドイッチや惣菜盛りなどがオシャレに盛り付けられる。いずれも売れ行き好調で、現在も毎日50件以上のサンプル依頼があり、「北原の容器が手に入らない」と都心だけでなく地方からも熱い声が届く。

紙製の使い捨てフェースシールドも開発

コロナ禍も市場ニーズをとらえて商品開発を進める同社だが、切り口のまったく違う新商品でも市場も喚起する。6月に発売した「ペーパーシールド」は自分で簡単に組み立てて装着すれば飛沫(ひまつ)を防げ、使用後の破棄処理も簡単な紙製の使い捨てフェースシールド。

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新発案の紙製のフェースシールドも反響を呼んでいる

衛生面に配慮しながら、1枚当たり30円程度の価格で提供できるため、“サービス受給側”への装着を提案する。講演会や展示会イベント、会社説明会など一時の密が想定される現場や病院、介護施設での来場者へ入口散布する提案も進めており、大型レジャー施設は導入検討中で、すでにイベント主催者や市町村からの発注があったという。

さらに紙とプラを組み合わせた自立式の飛沫感染防止パーテーションも発売し、「アフターコロナの食の世界は一変する。容器だけにとどまらず、今後も新商品開発に努めたい」(北原忠社長)と新規市場開拓に意欲を燃やしている。

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