里芋の定番レシピ!里芋とイカの煮物をやわらかく仕上げるコツ

里芋の定番レシピ!里芋とイカの煮物をやわらかく仕上げるコツ

  • FYTTE
  • 更新日:2023/09/19

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里芋が煮崩れたり、イカがかたくなったりと、見た目もきれいに、おいしく仕上げることが難しい里芋とイカの煮物。テレビやラジオ、雑誌をはじめ、健康を支えるプログラムの開発まで、幅広く活躍する管理栄養士の小島美和子先生に、おいしく仕上げるコツと、失敗したときのリメイクレシピを教えていただきました。

里芋とイカの煮物

イカの旨みがしみ込んだ里芋がおいしい!定番の煮物です。

材料(2~3人分)

・里芋:5~6個(正味300g)
・スルメイカ:1杯

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・だし:300ml
・砂糖:大さじ2
・醤油:大さじ2
・酒:大さじ2
・みりん:大さじ1

作り方

1.里芋はタワシ(※1)で洗い、ザルに上げて乾かしてから皮をむき、下の画像のように同じ大きさになるように2等分に切る。小さいものは切らずに丸のままでOK。
※1 タワシがない場合は、くしゃくしゃにしたアルミホイルでも代用可。

里芋の皮のむき方はコチラ

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2.鍋に1と、里芋がひたひたに浸かるくらいの水(分量外)を入れて火にかける。煮立ってきたら弱火にし、8~10分茹でてザルに上げ、水気を切る。

里芋を茹でるコツ

・里芋を下茹ですると適度にぬめりがとれ、味がしみ込みやすくなります。またぬめりが少なくなることで焦げつきにくくなります。
・里芋は工程6で煮るため、完全にやわらかくなっていなくてもOK!

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3.イカは胴と足がついているところをはずし(下の画像を参照)、ワタごと足を引き抜き、軟骨も取り除く。足は目とワタを切り落とし、くちばしを除き、吸盤は包丁でこそげとる。水洗いをし、水気を切る。

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4.下の画像のように、胴は1cm幅の輪切りにし、足は2本ずつに切り分ける。

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5.鍋にAを入れて煮立たせ、4を加え、混ぜながら色が変わるまで煮て取り出す。

イカをやわらかく煮るコツ

煮すぎないように、下の画像くらいに色に変わったら取り出します。

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6.5の煮汁に2を入れ、紙ぶた(※2)をし、竹串がスーッと入るくらいのやわらかさになるまで20分前後煮る。
※2 紙ぶたの作り方:クッキングシートを鍋よりひと回り大きい四角形に切る。4つ折りにし、さらに三角形なるように折る。鍋の半径に合わせて端を切り落とす。三角形の尖った方を5mm切り落とし、辺の部分に3~4カ所切り込みを入れる。

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7.5を戻し、煮くずれないようにやさしく混ぜ、2~3分煮る。下の画像くらいの色味になれば完成。

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リメイクレシピ:里芋とイカの炊き込みご飯

部分的に焦げてしまったときや、食べ方を変えて楽しみたいときは、炊き込みご飯にリメイクするのがおすすめです。
●材料
・米:1合
・里芋とイカの煮物: 150g(里芋とイカはお好みの分量で)
・里芋とイカの煮物の煮汁:大さじ2
・塩:小さじ1/6
・小ネギ:適量
●作り方
1.米は洗い、1合の目盛りまで水を入れ、30分ほど置いておく。
2.里芋とイカの煮物は食べやすい大きさに切る。
3.1に煮汁、塩を混ぜ、2をのせ、炊く。炊き上がったら混ぜ、小口切りにした小ネギをちらす。

最後に

味がしみ込んだ里芋とイカの煮物はご飯のお供にぴったりです。ぜひ作ってみてください。

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FYTTE 編集部

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