第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の侍ジャパンは19日(日本時間20日未明)、20日(同21日)に行われる準決勝・メキシコ戦に向け、試合会場となるマーリンズの本拠地「ローンデポ・パーク」で最終調整を行った。

侍ジャパンの大勢
練習に参加した大勢は「日本ではない球場。テンションが上がりましたし、ここで野球ができることを誇りに頑張りたい」と雰囲気は良かったと言及。ブルペンで調整したマウンドについては「硬いな、というイメージは変わらないが、しっかりと投げていけば対応できる」と不安は見せなかった。
現地では試合観戦もし「盛り上がり方もすごいですし、点の取り合いだなと改めて思った。僕ができるのは点を与えないこと」とキッパリ。実際のマウンドに立った印象については「奥行きが凄かったので、バッターボックスが近く感じました」と話し、気持ちの持ち方に「初戦から変わらない。しっかり準備をしてマウンドに上がりたい」と誓っていた。
同球場は2012年に開場した開閉式の人工芝球場。ファウルゾーンは極端に狭いが、中堅は約122メートル、左中間約116メートル、右中間約118メートルと広い。投手力を前面に出して戦う侍ジャパンにとっては有利な球場ともいえる。