中島震えたプロ初戦「ボールが揺れて見えました」もボギーなし69 連覇へ首位に4打差19位発進

中島震えたプロ初戦「ボールが揺れて見えました」もボギーなし69 連覇へ首位に4打差19位発進

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2022/09/23

◇男子ゴルフツアー パナソニック・オープン  第1日(2022年9月22日 兵庫県 小野東洋GC=7113ヤード、パー72)

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1番、プロデビュー戦のティーショットを放つ中島(撮影・井垣 忠夫)

昨年覇者で前世界アマチュアランキング1位の中島啓太(22=フリー)が待望のプロデビューを果たした。注目の初日は3バーディー、ボギーなしの69にスコアをまとめ、首位に4打差の3アンダー、19位と無難なスタートを切った。ツアー1勝の桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)とツアー7勝の今平周吾(29=ダイヤ)が7アンダーで首位に立った。

アマチュア世界最高の男の記念すべきプロデビュー戦。1番ティーイングエリアに立った中島の手は震えていた。

「(コース)メモを見てても震えているのが分かりましたし、バックスイングの時、ボールが揺れて見えました。予想外でした」

安全策をとって4Iを手にした第1打。ダフりミスをギリギリ回避したが、打球は大きく右にそれてラフへ。ここから苦難の一日が始まる。緊張から体はガチガチ。2、5、6、7番では予定していた1Wでの第1打を刻みに切り替え、とにかく広い方へ。11番パー5では残り85ヤードの第3打を60度のウエッジでピン左1・5メートルに運ぶなど後半のインで3バーディーを奪ったが「普段通りだなと思えたのは17、18番に来てからでした」と緊張がほぐれたのはスタートから6時間以上が過ぎてからだった。

前夜は午後10時に就寝したが、午前2時に目が覚めて以降は寝付けなかった。4月のマスターズでは「水の中にいるような息苦しさ」、6月の全米オープン、7月の全英オープンでは「人の多さにのみ込まれるような」と海外メジャー特有の重圧を感じたが、その時とは全く違う緊張感に襲われたという。

ただ、ホールアウト後は笑顔で「楽しかった」と振り返った。この日は飛距離で50ヤード先を行く日体大の1年先輩・河本と、賞金ランキング首位の比嘉と同組。途中「やっと乗り越えたね」と緊張をほぐしてくれた比嘉の神対応もうれしかった。

「優勝を目指していることに変わりはないので。今日が一番悪い日になるよう、これからどんどん」。極度の緊張の中、ボギーなしで切り抜けたのは世界No・1アマの証。デビュー戦Vへここから底力を見せる。(石川 勝己)

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