[20日 ロイター] - プロ野球オリックスからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す山本由伸投手(25)が、米大リーグ(MLB)の全30球団と交渉可能となった。オリックスが20日、ポスティング申請を行った。
今後、山本を巡って複数球団による争奪戦が始まるとみられる。交渉期間は来年1月4日まで。総額2億ドル(約300億円)の長期契約を結ぶ可能性があるとみられている。
山本は今年、オリックスで16勝6敗、防御率1.21を記録。パ・リーグで3年連続の三冠(勝利数、防御率、奪三振)を達成し、3年連続の「沢村賞」受賞を果たした。
2021年東京五輪では日本代表として金メダルを獲得したほか、今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも日本の優勝に貢献した。