舞の海氏「一度、地獄を見ている」友風の「苦しみ、苦労を考えると...」/九州場所

舞の海氏「一度、地獄を見ている」友風の「苦しみ、苦労を考えると...」/九州場所

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  • 更新日:2023/11/22
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舞の海秀平氏

大相撲九州場所10日目(21日、福岡国際センター)平幕友風(28)が遠藤(33)を押し出し6勝目を挙げた。幕内上位の令和元年九州場所で右膝を負傷。断裂した前十字靱帯の再建など4度の手術を受け、7場所連続休場で西序二段55枚目まで下がった。右脚切断の危機を乗り越え、宇良に次いで史上2番目に低い地位から4年ぶりの再入幕を果たした。

NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(55)=元小結=は、「一度、地獄を見てますからね。本当によく辛抱してここまで上がってきましたね。けがをしたころの力士と対戦すると感慨深いものもあるでしょう。『この力士と当たるところまで上がってこれたんだ』。そういう気持ちになってるんでしょうね」と評価。「今場所、勝ち越せたら三賞あげたいですね。8勝であげたいですね。これまでの苦しみ、苦労を考えるとですね」と願っていた。

■舞の海 秀平(まいのうみ・しゅうへい)本名・長尾秀平。昭和43(1968)年2月17日生まれ、青森県出身。木造高―日大を経て平成2年、出羽海部屋に入門。同年夏場所幕下付け出しデビュー。3年春場所新十両。同年秋場所新入幕。最高位は小結。幕内通算241勝287敗12休、技能賞5度。11年九州場所で引退。現在は大相撲中継の解説のほかスポーツキャスターでも活躍。

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