日本海中部地震を教訓に避難訓練 青森県深浦町の防災体制・少子高齢化が不足が課題

日本海中部地震を教訓に避難訓練 青森県深浦町の防災体制・少子高齢化が不足が課題

  • ATV NEWS
  • 更新日:2023/05/26
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日本海中部地震を教訓にした防災訓練が26日、深浦町で行われました。日本海で地震が発生したとき津波の第一波到達が青森県内で最も早い6分後と見込まれている深浦町、参加した人は万が一に備えて避難経路などを確かめました。

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※音「津波注意報が発表されました。海岸付近の方は注意してください」

深浦町の防災訓練は、日本海でマグニチュード7.8の地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定で行われました。40年前の日本海中部地震の県内の犠牲者は17人。このうち、3人は深浦町の沿岸で津波にさらわれて命を落としました。青森県の想定では、日本海で地震が発生した時の第一波到達は深浦町舮作(へなし)地区が青森県内で最も早く、6分後としています。
町役場の職員は、万が一の事態に備えて海抜43メートルの高台にある避難所までの経路を確かめながら移動しました。

※深浦町 吉田満町長「最近の大災害等を見てもいつ40年前以上の災害が来てもおかしくない状況で少子化と高齢化で地域の守るマンパワーが不足してきているのでその辺を心配しながら訓練している」

深浦町は今後も日本海中部地震を風化させず、実効性のある訓練を続けたいとしています。

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