Facebook、ARメガネで次代のインターフェイスを研究、プロジェクト「Aria」

Facebook、ARメガネで次代のインターフェイスを研究、プロジェクト「Aria」

  • マイナビニュース
  • 更新日:2020/09/17
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米Facebookは9月16日 (現地時間)、VRイベント「Oculus Connect 7」において、将来のウエアラブルAR(拡張現実)デバイスを目指してARインターフェイスを研究するリサーチプロジェクト「Project Aria」を公表した。メガネ型のARデバイスを用意、Facebook社員とコントラクタが使用してデータを収集する。

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Project Ariaデバイスの主なスペックは、SoCがマルチコアのSnapdragon、RAMは4GB。ストレージは128GB。記録中を示すLEDインジケータ、録画オン/オフのボタン、8MP RGBカメラ (110°HFOV、110°VFOV、最大30FPS)、頭/手/オブジェクトをトラッキングするための640×480 モノカメラ (150°HFOV、120°VFOV、最大90FPS)、加速度センサー、磁気センサー、高度計、GPSなどを装備。ワイヤレス機能はBluetooth 5.0とWi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)。2.5Whのバッテリーを内蔵し、スタンドバイで最大30時間、継続的なビデオ/オーディオ記録で最大1.5時間の使用が可能。重さは70g以下となっている。

Project Ariaデバイスは、ユーザーの位置と目の動きをトラッキングし、ユーザーの視点からビデオとオーディオをキャプチャする。ディスプレイはなく、収集・記録しているデータを使用者が見たり、聞くことはできない。あくまでデータ収集を目的としたデバイスだ。

Facebookが思い描くARとAIを活用したインターフェイスは、常にアクセスでき、直感的に使え、プロアクティブに機能し、安全でパーソナル。パソコンを使いやすいものにしたグラフィカルユーザインタフェース(GUI)のようにユーザーの環境を変えるインターフェイスを目指しており、Facebook Reality LabsではそれをULFCAII (Ultra-low-friction contextualized AI interface)と呼んでいる。例えば、騒々しいカフェでも周りの騒音を効果的に抑え、テーブルを囲む友達、店内で視線を合わせた人との会話はよく聞き取れるようにするといった使い方が考えられる。

今日のARメガネで周りをスキャンし、そのデータからリアルタイムに周囲の環境を再構築することは性能的に難しい。そこでFacebookは昨年、Oculus Connect 6で「LiveMaps」という共有仮想マップを使ってARを補完するソリューションを示した。ARメガネは3Dマップから最新のデータをダウンロードし、違いのみを検出する。「仮想世界と現実世界を効果的に融合させるLiveMapsが将来のARグラスを実現する」としている。

Yoichi Yamashita

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